Claude Codeでブログのリンク切れ・孤立記事を洗い出した話

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Claude Codeで孤立記事を
洗い出した話

📅 2026年9月更新
⏱ 読了約10分
🔖 Claude Code / 孤立記事 / 内部リンク / リンク切れ
👨‍👧‍👦
アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
「どこからもリンクされていない記事」が公開記事の半分以上あると知って青くなった会社員。数えたのはClaude Codeで、直したのも仕組みです。

リンク切れは、押せば分かります。開かないので、読者からも自分からも見えます。

孤立記事は、その逆です。記事自体は開きます。でも、ブログの中のどの記事からもリンクされていないので、検索で直接たどり着く以外に、読む人がその記事に出会う方法がありません。押しても壊れていないので、気づきません。

2026年8月、私はClaude Codeに公開記事のリンクを全部数えてもらいました。結果、当時の公開記事84本のうち、どこからもリンクされていない記事が44本ありました。半分以上です。時間をかけてリライトした記事も、その中に11本入っていました。

この記事は、その数え方と、Claude Codeへの頼み方、そして直す前に決めたことです。リンク切れのチェックは以前に書いたので、今回は孤立記事の話が中心です。

リンク切れと孤立記事の違い

リンク切れ 孤立記事
何が起きているか リンクの先が開かない 記事はあるが、どこからもリンクされていない
気づき方 押せば分かる 押しても分からない。数えないと分からない
読者への影響 「壊れたブログ」に見える その記事の存在に気づかない
直し方 URLを直す・リンクを消す 他の記事からリンクを貼る

リンク切れの見つけ方はブログのリンク切れをAIでチェックする方法【非エンジニアの手順】に書きました。今回の孤立記事の洗い出しは、同じ材料(全記事のリンク一覧)から、見る向きを変えるだけです。リンク切れは「出ていくリンク」を見て、孤立記事は「入ってくるリンク」を見ます。

孤立記事が困る3つの理由

  • 読む人が出会えない——記事を読み終えた人は、リンクがなければ閉じます。孤立記事は、その「次」に入っていません
  • 検索エンジンに見つかりにくい——検索エンジンはリンクをたどってページを見つけます。どこからもリンクされていないページは、見つかるのが遅れると言われています(私のブログで測れてはいません)
  • リライトした努力が届かない——私はこれが一番こたえました。数時間かけて書き直した記事が、誰にもたどり着けない場所にありました

数え方の考え方【被リンク0本を探す】

やることは単純です。プログラムの知識は要りませんが、「何を数えるか」は自分で決めておく必要があります。

  1. 公開している記事の一覧(タイトルとURL)を取る
  2. 各記事の本文から、自分のブログ内へのリンクを全部抜き出す
  3. 記事ごとに「他の記事から何本リンクされているか(被リンク)」を数える
  4. 被リンクが0本の記事を一覧にする

1と2は、WordPressの「記事を外から読む仕組み(REST API)」を使うと、公開記事ならログインなしで取れます。Claude Codeはこの仕組みを知っているので、「WordPressから公開記事を取ってきて」で通じます。パスワードを渡す必要はありません。

Claude Codeを使ったことがない人は、先にClaude Codeとは?非エンジニア向けに料金と使い方を解説を読んでください。この記事の作業は、その「使い方」の一例です。

ここで1つ、決めておくことがあります。記事の最後に自動で出る「関連記事」や、サイドバーの「人気記事」を数えるかどうかです。私は数えませんでした。テーマが自動で出すリンクは、自分で貼ったリンクではないからです。「本文の中に自分で書いたリンクだけ」を数えると決めました。

Claude Codeへの頼み方【実際のプロンプト】

デスクトップに空のフォルダを作って、そこでClaude Codeを開きました。頼み方はほぼこのままです。

私のブログ(URL)の公開記事を、WordPressのREST APIで全部取ってきてください。ログインは不要なはずです。
各記事の本文から、このブログの別の記事へのリンクだけを抜き出してください。テーマが自動で付ける関連記事は本文に含まれないので、本文だけ見れば大丈夫です。
そのうえで、次の2つの表を出してください。
・被リンクが0本の記事(タイトル・URL)
・発リンクが0本の記事(タイトル・URL)
・記事を書き換えたり、ファイルを作ったりはしないでください。表を見せるだけです

返ってくるまで数分でした。途中で「記事が84本ありました」「リンクを全部で153本見つけました」のように経過を教えてくれるので、数が自分の記憶と合っているかをそこで見ます。記事数が違ったら、下書きが混ざっているか、取り切れていないかのどちらかです。

2回目に聞いたこと

一覧が出たあと、続けて「被リンクが多い順に上位10本を見せて」「被リンク0本のうち、本文が3,000字以上のものはどれ?」と聞きました。数えた材料が手元にあるので、聞き方を変えるだけで別の表が出ます。これがスプレッドシートでやるより楽なところでした。

出てきた一覧と、分かったこと

数字で書ける結果です。

項目 数
公開記事 84本
本文中の内部リンク(合計) 153本
被リンク0本の記事 44本
発リンク0本の記事 35本

分かったことは3つです。

  • リンクは一部の記事に集中していた——「Claude Codeとは」のような入口の記事にはリンクが集まり、それ以外はほぼ0本でした
  • リライトした記事ほど孤立していた——古い記事は書いた当時にリンクを貼っていたが、新しくリライトした記事には、誰もリンクを貼っていなかった(貼るのは私しかいないのに)
  • 発リンク0本の記事は、内容も薄かった——他の記事を紹介する余地すらない、1,000字台の記事が多かった

2つ目は、自分でも意外でした。記事を良くする作業と、記事に道をつなぐ作業は別で、私は前者しかやっていませんでした。

直し方【手で貼るか、仕組みか】

44本を手で直すのは現実的ではなかったので、全記事の最後に「あわせて読みたい」の枠を自動で入れる仕組みを作りました。テーマの近い記事同士で輪を作り、各記事が必ず3本の記事からリンクされる形です。仕組みの中身とリンクの貼り方のルールは、別の記事にまとめる予定です。

ただ、記事が30本以下なら、手で貼るほうが早いと思います。手で直す場合の順番は次のとおりです。

✅ 手で直すときの順番
  • 被リンク0本で、内容の濃い記事から——リライト済み・3,000字以上の記事を先に。届けたい記事から道をつなぐ
  • 同じテーマの記事から貼る——本文の「詳しくは〜」の流れで自然に貼れる場所を探す。無理に貼らない
  • 貼ったら、もう一度数える——Claude Codeに同じ頼み方をすれば、0本の記事が減ったかすぐ分かる

直したあと、私はもう一度同じプロンプトで数え直して、被リンク0本が0本になったことを確かめました。「直した」と「直ったことを確かめた」は別の作業です。

渡してはいけない情報と、自分で確かめること

渡してはいけない情報

  • WordPressのパスワード・アプリケーションパスワード——公開記事を読むだけなら要りません。「ログインが必要です」と言われたら、何に必要なのかを聞いてから考えます。書き換える作業に進むときも、パスワードは手元の設定ファイルに置いて、会話には書きません
  • 下書き・非公開記事——数えるのは公開記事だけです。下書きを含めると、公開記事から下書きへのリンクが「正しいリンク」に見えてしまいます
  • 別の用途のファイルがあるフォルダ——空のフォルダで始めます。Claude Codeは開いたフォルダの中を読めるので、家計簿や仕事の資料と同じ場所ではやりません

自分で確かめること

Claude Codeが出した「被リンク0本の記事」から3本を選んで、実際にブログ内検索でその記事のタイトルを検索し、本当にどこからもリンクされていないかを見ました。3本とも本当に0本でした。逆に「被リンクが一番多い記事」も1本開いて、リンク元の記事に本当にリンクがあるかを見ました。

全部は確かめられません。でも上と下を数本ずつ確かめれば、数え方が大きく間違っていないことは分かります。Claude Codeは「数え終わりました」と自信を持って言うので、こちらが疑う役をやります。任せきりにして失敗した例はClaude Codeの失敗例5つ|AIに任せてはいけないことに書いています。

よくある質問

Q. プラグインで孤立記事を見つけられませんか?

SEO系のプラグインに、孤立記事を表示する機能があるものはあります。私はプラグインを最小限にしているので使っていませんが、入れているなら、まずそれを見るのが早いと思います。Claude Codeで数える利点は、「本文中のリンクだけ」「3,000字以上だけ」のように、数え方を自分で決められることです。

Q. REST APIって何ですか? 危なくないですか?

WordPressの記事を、ブラウザ以外の道具から読み書きするための仕組みです。公開記事を「読む」だけなら、誰でもできる情報(ブログを開けば見える内容)を取っているだけで、パスワードは要りません。「書く」には認証が必要で、そこは別の話です。

Q. サイドバーの「人気記事」からのリンクは数えなくていいのですか?

私は数えませんでした。人気記事は入れ替わりますし、自分で意図して貼ったリンクではないからです。「自分が意図してつないだ道が何本あるか」を知りたかったので、本文だけにしました。数えたい人は、頼むときにそう言えば数えてくれます。

Q. どのくらいの頻度で数えますか?

新しい記事を5本くらい書いたら1回、を目安にしています。新しい記事は、書いた時点では必ず被リンク0本です。書いたあとに道をつなぐ作業を、忘れないための数え直しです。

Q. 数えたあと、検索順位は変わりましたか?

分かりません。私のブログは検索からの流入が3か月でクリック数回で、変化を測れる状態にありません。分かっているのは、どこからも行けない記事がなくなったことだけです。効果が数字で言えるようになったら追記します。

📝 この記事のまとめ
  • リンク切れは押せば分かる。孤立記事は数えないと分からない
  • 孤立記事は読む人が出会えず、検索にも見つかりにくく、リライトの努力が届かない
  • 数え方は公開記事一覧 → 本文中のリンク抜き出し → 被リンク数 → 0本の一覧
  • 公開記事はWordPressのREST APIでログインなしで取れる。パスワードは渡さない
  • 「本文中の自分で貼ったリンクだけ数える」のように、数える範囲は自分で決める
  • 私の結果:公開84本のうち被リンク0本が44本。リライト済みの記事ほど孤立していた
  • 直すのは内容の濃い記事から。直したらもう一度数える
  • 出てきた一覧は上と下を数本ずつ実際に開いて確かめる

孤立記事は、自分では絶対に気づけない問題でした。押しても壊れていないからです。Claude Codeにやってもらったのは「数える」ことだけで、何を数えるか、どう直すかは自分で決めました。数えるだけなら10分です。記事が増えてきた人は、一度数えてみることを勧めます。

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