Claude CodeでWordPress投稿を自動化【手順と注意点】

Claude Code

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WORDPRESS

Claude CodeでWordPress投稿
自動化した話

📅 2026年9月更新
⏱ 読了約10分
🔖 Claude Code / WordPress / REST API / 自動化
👨‍👧‍👦
アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
このブログの記事更新とカテゴリ整理は、管理画面を開かずにClaude Codeから行っています。その裏側と、決めている注意点です。

WordPressの管理画面で、記事を1本ずつ開いて直して、カテゴリを付け直して、更新ボタンを押す。ブログを続けていると、この作業が地味に積み上がります。

このブログでは、記事の更新とカテゴリの整理をClaude Codeから直接行っています。使っているのは、WordPressに最初から備わっている「REST API」という窓口と、「アプリケーションパスワード」という仕組みです。

私はエンジニアではありません。仕組みの中身を全部理解しているわけではありませんが、「何を頼み、何を頼まないか」と「パスワードをどこに置くか」だけは自分で決めています。この記事では、その手順の概要と注意点を書きます。

先に断っておくと、「これで作業時間が何分減った」といった数字は書きません。まだ検証できていないからです。

管理画面で1本ずつやる作業の限界

記事を書くこと自体は楽しいのですが、書いたあとの作業は単調です。

  • 古い記事の一文を直すために、記事を開いて、探して、直して、更新する
  • カテゴリを整理したくなって、何十本もの記事を1本ずつ開いて付け替える
  • 同じ文言をまとめて直したいのに、検索置換の手段がない

特にカテゴリ整理は、方針を変えるたびに全記事を触ることになります。「毎回同じ手順を繰り返している」と気づいたところで、Claude Codeに「WordPressって外から操作できないの?」と聞いてみました。

返ってきた答えが「REST APIという窓口が最初から用意されています」でした。

仕組みの全体像:REST APIとアプリケーションパスワード

難しく聞こえますが、たとえで言うとこうです。

REST API=WordPressの「裏口の受付窓口」。管理画面を通さなくても、「この記事の本文をこれに変えて」「この記事のカテゴリをこれにして」と頼める。

アプリケーションパスワード=その窓口専用の合言葉。普段ログインに使うパスワードとは別に発行でき、いつでも取り消せる

ポイントは「普段のログインパスワードを使わない」ことです。窓口専用の合言葉を別に作り、もし漏れた疑いがあれば、その合言葉だけを無効にすればいい。本体のパスワードは一切外に出しません。

Claude Codeの基本的な使い方はClaude Codeとは?非エンジニア向けに料金と使い方を解説にまとめています。

手順①アプリケーションパスワードを発行する

WordPressの管理画面から発行します。

  1. 管理画面の「ユーザー」→「プロフィール」を開く
  2. 下のほうにある「アプリケーションパスワード」の欄で、名前(「claude-code」など分かる名前)を入れて「新しいアプリケーションパスワードを追加」を押す
  3. 表示された文字列をその場でコピーする(この画面を閉じると二度と表示されません)

この欄が見当たらない場合は、サイトがhttps化されていないか、セキュリティ系のプラグインで無効にされている可能性があります。私はここで一度つまずきました。

手順②パスワードは.envに置く(コードに書かない)

ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。

コピーした合言葉を、Claude Codeが作るプログラムの中に直接書き込んではいけません。そのファイルを誰かに見せたり、別の場所に保存したりした瞬間に、合言葉ごと漏れるからです。

代わりに、作業フォルダに「.env」という名前の別ファイルを作り、そこにだけ書きます。Claude Codeには最初にこう頼みます。

WordPressのREST APIで記事を操作する仕組みを作りたいです。
・サイトのURL、ユーザー名、アプリケーションパスワードはコードに直接書かず、.envファイルから読み込む形にしてください
・.envの中身は、あなたに見せる必要があるとき以外は読まないでください
・まずは「記事一覧を読むだけ」の機能から作ってください。書き換えはまだしないでください

.envファイルの中身は、私が自分で手入力しています。「.envはバックアップやリポジトリに含めない」というのも、Claude Codeに伝えておくと設定してくれます。

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手順③まず「読むだけ」で試す

いきなり書き換えの仕組みを作らず、最初は「記事の一覧を取ってきて表にする」だけを作りました。

これには2つの意味があります。1つは、合言葉が正しく通るかの確認。もう1つは、読むだけなら何も壊れないので、安心して試せることです。

一覧が取れるようになってから、次のように段階を踏みました。

  1. 記事一覧を取得して、タイトル・カテゴリ・公開日を表にする
  2. テスト用に下書き記事を1本作り、その記事だけを書き換えてみる
  3. 問題なければ、公開済み記事の1本だけを更新する
  4. それから複数記事のカテゴリ整理に進む

途中、サーバーのセキュリティ機能に引っかかって操作が止まったことがあります。エラーの表示をそのままClaude Codeに貼ったら、原因の見当と回避策を出してくれました。私がやったのは「貼って、説明を読んで、納得してから進める」ことだけです。

我が家でやっていること:更新とカテゴリ整理

現在このブログで行っているのは、次の2つです。

①記事の更新

書き直した記事のHTMLをフォルダに置き、「この記事IDの本文をこのファイルの内容に差し替えて」と頼みます。差し替える前に、今の本文を別ファイルに保存してから更新するようにしてもらっています。何かあれば戻せるためです。

②カテゴリの整理

「Claude Code関連の記事を全部一覧にして」→「このうちこの10本は『Claude Code活用』に付け替えて」という流れです。付け替える前に必ず一覧を出し、私が目で見てから実行します。一覧に目を通す一手間で、「この記事は違うカテゴリだった」という取り違えに気づけます。

カテゴリの整理と合わせて、記事内のリンク切れの確認もClaude Codeにやってもらっています。こちらはブログのリンク切れをAIでチェックする方法【非エンジニアの手順】に書きました。

やらないと決めていること

できることは多いのですが、やらないと決めていることのほうが大事だと思っています。

  • 記事の削除——REST APIからは削除もできますが、頼みません。消すときは管理画面で自分の手で消します
  • 複数記事の一括公開——公開ボタンは自分で押します。公開は取り消しが効きにくい操作だからです
  • 本文の全自動生成→そのまま更新——AIが書いた文章を、私が読まずに公開することはしません
  • バックアップなしでの一括更新——複数記事を触る日は、先にサイト全体のバックアップを取ります

バックアップの取り方と、実際に復元できるかの確認はWordPressのバックアップ設定【最低限これだけ+復元テストのやり方】にまとめています。仕組みを入れる前に、こちらを先にやっておくことをおすすめします。

AIに渡してはいけない情報と、自分で確認すること

渡さない情報

  • 普段のログインパスワード——アプリケーションパスワードで代用します。本体は絶対に渡しません
  • .envファイルの中身——必要なとき以外は読ませません
  • 読者から届いた問い合わせやコメントの個人情報——記事の更新に必要ありません
  • 収益やアフィリエイトの管理画面の情報——記事の操作とは切り離しています

自分で確認すること

  • 更新した記事を実際にブラウザで開いて、表示が崩れていないか見る
  • カテゴリ整理のあと、記事数がカテゴリごとに合っているかを管理画面で確認する
  • アプリケーションパスワードを使わなくなったら取り消す

自動化しても、「公開されているものの責任は私にある」という点は変わりません。確認の手間だけは残しています。

よくある質問

Q. プログラミングができないと無理ですか?

私もできません。必要だったのは「何をしたいか」を日本語で説明することと、Claude Codeが返してきた説明を読んで「分からないところは分からない」と言うことでした。分からないまま実行しないのが一番の安全策です。

Q. アプリケーションパスワードが漏れたらどうなりますか?

その合言葉を使ってサイトを操作される可能性があります。だからこそ.envに置き、コードに書きません。漏れた疑いがあれば、管理画面の同じ欄から「取り消し」を押せば、その合言葉は使えなくなります。

Q. プラグインで同じことはできませんか?

一括編集系のプラグインはあります。ただ私はプラグインを増やしたくなかったので、標準の仕組みを使いました。プラグインの考え方はWordPressプラグインは最小限でいい【実際の構成を公開】に書いています。

Q. 一番つまずいたのはどこですか?

認証の部分と、サーバーのセキュリティ機能に止められた部分です。どちらもエラー表示をそのまま貼って、説明を読みながら進めました。「貼って待つ」だけではなく、「説明を読んで納得する」ところまでが手順だと思っています。

Q. 新規記事の投稿もこの仕組みでやっていますか?

下書きとして送ることはできますが、公開ボタンは自分で押しています。いまのところ、主に使っているのは既存記事の更新とカテゴリ整理です。

まとめ

📝 この記事のまとめ
  • WordPressにはREST APIという「裏口の窓口」が標準で用意されている
  • 合言葉はアプリケーションパスワードを別に発行。普段のログインパスワードは渡さない
  • 合言葉はコードに書かず、.envファイルに置く。バックアップにも含めない
  • 最初は「読むだけ」から。次に下書き1本、次に公開記事1本、それから複数記事へ
  • このブログでやっているのは記事の更新カテゴリ整理。実行前に必ず一覧を見る
  • 削除・一括公開・読まずに更新はやらない。複数記事を触る日はバックアップを先に
  • 更新後はブラウザで実際に開いて確認。使わなくなった合言葉は取り消す

「毎回同じ手順を繰り返している」と気づいた作業は、仕組みにできる候補です。ただし、自動化するのは戻せる作業から。削除と公開は、これからも自分の手で押すつもりです。

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