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ブログの月次振り返りを
AIで自動化する
ブログの月次振り返り、大事だと分かっていても面倒ですよね。Search Consoleを開いて、WordPressの管理画面を開いて、メモ帳に数字を写して……。私はこの「集める」工程が嫌で、月初の振り返りを何度も飛ばしてきました。
いまはSearch Consoleの数字をClaude Codeに渡して、表にまとめてもらう流れにしています。数字を集める作業をAIに任せ、私は出てきた表を見て考えるだけ。この形にしてから、振り返りが続くようになりました。
この記事では、その流れと、使っているプロンプト、そして「AIに任せない部分」を書きます。私はエンジニアではないので、難しい設定の話は出てきません。
先に正直に書いておくと、このブログは運営約4か月・収益0円で、検索からの流入もまだごくわずかです。だから「振り返りで成果が出た」という話ではなく、「数字が小さいうちから、見る習慣だけ作っておく」ための話です。
振り返りが続かない理由は「集める」が面倒だから
振り返り自体は、やってみると悪くないんです。面倒なのは、数字が複数の場所に散らばっていることでした。
- 検索での表示回数やクリック数はSearch Console
- 記事数や公開日はWordPressの管理画面
- 先月やったことは自分のメモ
これを月初に全部開いて、1つの表に写す。やることは単純ですが、単純な作業ほど「あとでいいや」になります。この「集める」工程が、振り返りの習慣を止めていました。
会社の仕事なら、レポートは自動で集計されて届くものです。自分のブログにも同じ形を作ればいいだけでした。
仕組みの全体像
やっていることは3段階です。
↓
②Claude Codeに渡して、記事ごとの表にしてもらう(AI)
↓
③表を見て、今月やることを1つ決める(自分)
ポイントは、数字を取ってくるところと、判断するところは自分で、間の「並べ替えて表にする」だけをAIに任せていることです。全自動を目指していません。
Search Consoleにどんな数字があり、それぞれ何を意味するかはSearch Consoleの見方【4つの数字の意味と実際の数値を公開】に書いています。まだ登録していない方は、そちらが先です。
手順①Search Consoleから数字を書き出す
Search Consoleには、数字をファイルとして書き出す機能があります。
- Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開く
- 期間を「先月」に合わせる(日付の指定で、先月の1日から末日まで)
- 表示を「ページ」に切り替える(記事ごとの数字が出ます)
- 右上の「エクスポート」からCSVファイルを保存する
保存したファイルを、Claude Codeの作業フォルダに「2026-08_search.csv」のような名前で置きます。年月をファイル名に入れておくと、あとで前月と比べるときに楽です。
この部分を自動で取ってくる方法もあるようですが、私は手作業にしています。月に1回、数分の作業ですし、自分の目でSearch Consoleを開く機会を残しておきたいからです。
手順②Claude Codeに表にしてもらう
ファイルを置いたら、Claude Codeにこう頼みます。
・列は「記事URL/表示回数/クリック数/平均掲載順位」
・表示回数の多い順に並べてください
・先月のファイル「2026-07_search.csv」があれば、隣に先月の数字も並べてください
・数字はファイルにあるものだけを使い、推測で補わないでください
・結果は「2026-08_report.md」という名前で保存してください
「推測で補わないで」を入れているのは、ファイルに載っていない記事の数字を、それらしく埋められると困るからです。空欄は空欄のままにしてもらうのが、振り返りの表では大事だと思っています。
できあがった表はテキストファイルとして残るので、月ごとにフォルダに溜まっていきます。数字の動きを追うのは、この溜まったファイルを見返すときです。
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月初の「レポート確認+今月の計画」はコーヒーを淹れる時間とセットで儀式化しています。習慣は好きなものとセットにすると定着しますよ。
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手順③記事一覧と突き合わせる
Search Consoleの表にはURLしか出ないので、どの記事の話なのかがぱっと分かりません。そこで、WordPressから記事一覧(タイトル・URL・公開日・カテゴリ)を取ってきて、表に足してもらっています。
記事一覧を取る仕組みは、以前ブログの更新作業用に作ったものを使い回しています。一度仕組みを作ると、部品の使い回しで少しずつ広げられるのが、この手のやり方の良いところです。
突き合わせると、次のようなことが見えてきます。
- 表示はされているのにクリックされていない記事——タイトルを見直す候補
- 公開して数か月たつのに表示回数がほぼない記事——リライトか、統合を考える候補
- カテゴリごとの偏り——書きすぎている分野、手薄な分野
ただし「見えてくる」のは候補までです。どの記事を直すかを決めるのは自分です。リライトの実際の手順はブログのリライトのやり方【AI活用・実際の手順とチェックリスト】にまとめています。
数字に「ひとこと」を付けてもらう
表ができたら、最後にClaudeへ「この表を見て、気づいたことを3つ、今月やるとよさそうなことを1つ」と聞いています。
数字の羅列が、「表示回数はあるのにクリックが少ない記事が上位に固まっています」という言葉に変わると、次の行動につながりやすくなります。数字が苦手な私には、この「言葉にしてもらう」工程が効いています。
とはいえ、AIの提案をそのまま採用はしません。理由は2つあります。
- AIは数字の裏にある事情を知りません。「先月は記事を書く時間がなかった」「この記事は意図的に放置している」といった背景は、私しか知りません
- 数字が小さいうちは、1件2件の差でも「増えた」「減った」と言えてしまうので、そこに意味を見出しすぎると振り回されます
提案は「考えるきっかけ」として受け取り、今月やることは1つだけ自分で決める。これが我が家の運用です。
そもそも検索からの流入がゼロに近い段階なら、振り返りより先に確認すべき設定があります。それは検索流入ゼロの原因を5分で診断する方法【実際に直した手順】に書きました。私自身、ここでつまずいていました。
AIに渡してはいけない情報と、自分で確認すること
渡さない情報
- Search Consoleのログイン情報——数字はCSVで書き出して渡すので、ログインさせる必要がありません
- 収益やアフィリエイトの管理画面の数字——このブログは収益0円なので現状は関係ありませんが、混ぜない方針です
- 読者からの問い合わせやコメントの内容——振り返りの表には要りません
- 会社の情報や、本業に関わる数字——ブログの振り返りに混ぜません
自分で確認すること
- 表の合計がCSVの合計と合っているか——1回ざっと見るだけでも、読み込みミスに気づけます
- 空欄が勝手に埋まっていないか——「推測で補わないで」と頼んでも、確認はします
- AIの「気づき」が、自分の記憶と矛盾していないか——背景を知っているのは自分です
よくある質問
Q. Googleアナリティクスの数字も入れたほうがいいですか?
入れられますが、私はまずSearch Consoleだけにしています。項目を増やすと、また「集めるのが面倒」に戻ってしまうからです。続けられる最小の形で始めて、必要になったら足すつもりです。
Q. CSVの書き出しも自動化できませんか?
できるようですが、設定が私には難しく、また月1回の手作業で十分だと感じています。「全部自動」より「続く形」を優先しました。
Q. 数字が小さすぎて、振り返る意味がありません
私も同じ状態です。それでも続けているのは、「見ていない不安」のほうが「悪い数字を見る」より重いからです。数字が小さいうちは、増減より「表示されている記事はどれか」だけ見ています。
Q. 前月との比較はどう見ていますか?
並べてはいますが、あまり気にしないようにしています。数字が小さいうちは、少しの差で大きく変わって見えるからです。数か月分の表が溜まってから、ざっくり眺めるくらいの距離感です。
Q. プログラミングの知識は必要ですか?
CSVをフォルダに置いて、日本語で頼むだけです。表を作る部分はClaude Codeがやってくれます。私が理解しているのは「ファイルを置く場所」と「頼み方」だけです。
まとめ
- 振り返りが続かないのは「数字を集める」工程が面倒だから
- 流れは①CSVを書き出す(自分)→②表にする(AI)→③今月やることを決める(自分)
- Search Consoleは「検索パフォーマンス」→「ページ」→「エクスポート」で先月分をCSVに
- プロンプトに「推測で補わないで」「空欄は空欄のまま」を入れる
- WordPressの記事一覧と突き合わせると、タイトル見直し・リライトの候補が見える
- AIの「気づき」は考えるきっかけ。今月やることは1つだけ自分で決める
- ログイン情報・収益画面・読者の情報は渡さない。合計と空欄は自分で確認
振り返りをサボってしまう自分を責める必要はないと思っています。サボれない仕組みではなく、「サボりようがないほど楽な形」を作る。数字が小さいうちから見る習慣だけ作っておけば、数字が動き始めたときに、その変化に気づけるはずです。

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