リライトの優先順位の決め方【Search Consoleの表示回数から選ぶ】

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リライトの優先順位の決め方
Search Consoleの表示回数から選ぶ

📅 2026年9月更新
⏱ 読了約10分
🔖 リライト / Search Console / 表示回数 / 優先順位
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アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
79記事を選ばずに全部リライトした会社員。次からは「表示回数が出た記事」から順に直すと決めて、その基準を書きました。

リライトしたほうがいいのは分かっている。でも、どの記事から手を付ければいいのか分からない。

私は2026年5月にブログを始めて、公開した記事79本を全部リライトしました。全部やった理由は単純で、検索からの流入が3か月でクリック数回しかなく、選ぶ材料がなかったからです。

ただ、全部やってみて分かったのは、全部やると「どの記事を直したから何が変わったか」が分からなくなることです。次のリライトからは、Search Consoleの表示回数を見て、記事を選んでから直すと決めました。

この記事は、その選び方です。数字が少ない私でも使える基準なので、始めたばかりの人にも使えると思います。

全部リライトしない理由

79本を全部直したことを後悔はしていません。初期の記事は構成も内部リンクもばらばらで、直さないと土台にならなかったからです。

それでも、次からは全部やらないと決めました。理由は2つです。

  • 時間が足りない——会社員で子供が3人いると、副業の時間は週に数時間です。1本のリライトに1〜2時間かかるので、79本は現実的ではありません
  • 効果が測れない——全部同時に直すと、あとで表示回数が動いても、どの修正が効いたのか分かりません

リライトは「やること」ではなく「選ぶこと」から始まる、というのが、全部やったあとの感想です。

Search Consoleで見る場所

選ぶ材料はSearch Consoleの1画面だけです。Search Consoleに登録していない人は、まず登録からです。登録の手順は検索流入ゼロの原因を5分で診断する方法【実際に直した手順】に書きました。

1
「検索パフォーマンス」を開く
左メニューの「検索パフォーマンス」(または「検索結果」)です。上のグラフの下に、表が出ます。
2
期間を「過去3か月」にする
初期設定は過去3か月です。記事が少ないうちは、28日だと数字がほぼゼロで何も見えないので、3か月のままにします。
3
表の「ページ」タブを開き、「表示回数」で並べ替える
「クエリ」ではなく「ページ」です。記事ごとの数字が出ます。表示回数の列をクリックすると、多い順に並びます。上に「平均CTR」「平均掲載順位」のチェックも入れておきます。この4つの数字の意味はSearch Consoleの見方【4つの数字の意味と実際の数値を公開】にまとめています。

ここで出た表を、そのまま優先順位の材料にします。PVやアクセス解析の数字は使いません。リライトで動かせるのは「検索でどう見えているか」だからです。

記事を4つに分ける

表示回数・クリック数・平均掲載順位の3つで、記事を4つに分けます。

分類 数字の状態 何が起きているか 直す場所
A 表示あり・クリック0 検索結果に出ているが、押されていない タイトルと説明文
B 表示あり・順位が11位より下 2ページ目以降にいる。中身が足りない 本文の追加・見出しの整理
C クリックあり すでに読まれている 触らない
D 表示0 検索結果に出ていない 放置、または別の記事に統合

この分け方の肝は、Aの記事はタイトルだけ直せばいいということです。本文を書き直す必要はありません。検索結果に出ているのに押されないのは、タイトルが検索した人の言葉と合っていないからです。1本30分で終わります。

Bは本文の話なので、時間がかかります。Cは、動いているものを触って壊すのが一番もったいないので、触りません。

優先順位のルール【月に3本まで】

4つに分けたら、次の順番で選びます。

✅ リライトする順番
  • 1番目:Aのうち、表示回数が一番多い記事——一番多くの人の目に触れていて、押されていない記事。タイトルと説明文だけ直す
  • 2番目:Aの2本目、3本目——同じくタイトルと説明文だけ
  • 3番目:Bのうち、順位が11〜20位の記事——1ページ目に近い記事から。本文に足りない見出しを足す
  • やらない:C と D——Cは触らない。Dは、リライトより新しい記事を書くほうが早い

そして、月に3本までと決めています。理由は効果を測るためです。直した記事が3本なら、翌月にその3本の数字だけ見れば済みます。10本直すと、見る手間で続きません。

リライトの具体的な手順(何をどう直すか)はブログのリライトのやり方【AI活用・実際の手順とチェックリスト】に書いています。この記事は「どれを直すか」までです。

表示回数がほとんどない段階なら

正直に書くと、私のブログはまだこの段階です。3か月で表示回数が出た記事はごくわずかで、Aに入る記事も数えるほどしかありません。

この段階でやるべきことは、リライトの選別ではありません。

  • ほぼ全部がDなら、記事の問題ではなくサイトの問題——SSL・Search Console登録・サイトマップ・検索避け設定を先に疑う
  • Aが1本でもあるなら、その1本のタイトルを直す——数が少なくても、やることは同じ。結果が出るかは翌月に見る
  • 残りの時間は新しい記事に使う——表示のない記事を直しても、表示は増えない

私が79本を全部直したのは、この「サイトの問題」を疑う前でした。いま同じ状況の人がいたら、まずサイト全体の診断をして、それからAの記事だけ直すことを勧めます。全部直すのは、私が思っていたより時間がかかりました。

PVが伸びない原因の切り分け方はブログのPVが伸びない3つのパターンと原因の切り分け方にも書きました。

直した記録を残す

選んで直したら、記録を1行残します。これがないと、翌月に数字を見ても比べられません。

日付|記事|分類|直した場所|直す前の表示回数・順位
9/8|記事X|A|タイトルと説明文|表示12・順位18.5
9/8|記事Y|A|タイトルのみ|表示8・順位24.0

翌月、同じ記事の表示回数と順位を横に書き足します。上がっていれば続ける、変わらなければ別の直し方を試す、下がっていれば戻す。判断はこの3つだけです。

ここで大事なのは、1か月では動かないこともあると分かっておくことです。私はまだ「この基準で直したら動いた」と言える記録を持っていません。持てたら、この記事に追記します。

AIの使いどころ【並べ替えと分類】

Search Consoleの表は、右上のボタンでCSVとして書き出せます。記事が増えてくると、表を見て4つに分ける作業が面倒になるので、そこをAIに手伝わせます。

次の表は、ブログ記事ごとの検索データです(ページ・クリック数・表示回数・CTR・掲載順位)。
次のルールでA・B・C・Dに分類して、分類ごとに表示回数の多い順に並べてください。
・A:表示回数1以上、クリック数0
・B:表示回数1以上、掲載順位が11より大きい(Aと重なる場合はA)
・C:クリック数1以上
・D:表示回数0
・表にない記事を足さないでください。数字も変えないでください

(CSVの中身を貼る)

返ってきた表の、Aの上から3本が今月のリライト候補です。AIにやらせるのは並べ替えと分類だけで、「どの記事を直すべきか」の判断はしません。ルールが決まっていれば、判断はもう終わっているからです。

やらせないと決めていること

  • 「なぜ順位が低いのか」を聞く——AIは検索結果を見ていません。もっともらしい理由が返ってきますが、根拠がありません
  • 新しいタイトルをそのまま採用する——案は出させますが、選ぶのは自分。検索する人の言葉に合っているかは、自分で検索して確かめます

AIに渡してはいけない情報

Search Consoleの表は記事のURLと数字だけなので、渡しても大きな問題はありません。ただ、次の3つは気を付けています。

  • Search Consoleのログイン情報——「代わりに見てきて」はできませんし、頼まないでください。CSVを自分で書き出して渡します
  • 公開していない収益や広告の数字——同じ表に混ぜない。リライトの判断に要りません
  • 「クエリ」タブの中身に他人の名前が入っているとき——検索語に個人名が混ざることがあります。ページの表だけ渡せば足ります

最終確認は自分でやる

AIが分けた表は、必ずSearch Consoleの画面と突き合わせます。数字を1つ写し間違えると、直す記事が変わります。候補の3本だけでいいので、表示回数と順位を画面で見てから直し始めます。

よくある質問

Q. 表示回数が1回でもあれば「A」ですか?

私はそうしています。記事が少ないうちは、1回でも貴重な材料です。ただし1回の記事を3本並べて、どれから直すかで悩む時間は要りません。上から順にやります。

Q. 順位は何位以下なら「B」ですか?

11位より下(2ページ目以降)で線を引いています。ただ、順位は日によって大きく動くので、3か月の平均で見ています。28日だと、1回表示されただけで順位が決まってしまいます。

Q. Cの記事は本当に触らなくていいですか?

古くなった情報(料金・仕様・制度)を直すのは別です。それは「リライト」ではなく「更新」で、読者のために必要です。構成やタイトルをいじらないという意味で、触らないと書いています。

Q. Dの記事はどうしますか?

3か月たっても表示0なら、テーマが検索されていないか、同じテーマの記事が他にあるか、のどちらかが多いです。同じテーマの記事があるなら、1本にまとめて、残りは下書きに戻します。私は下書きに戻した記事がいくつかあります。

Q. 月に3本では少なくないですか?

少ないです。でも、続けられる数だと思っています。3本直して翌月に見る、を繰り返せば、1年で36本です。私の場合、それより多くすると、記録を付けなくなって効果が分からなくなります。

📝 この記事のまとめ
  • 全部リライトすると時間が足りず、どの修正が効いたか分からない。選んでから直す
  • 材料はSearch Consoleの「ページ」タブ・過去3か月・表示回数順の表だけ
  • 記事をA(表示あり・クリック0)B(順位11位より下)C(クリックあり)D(表示0)に分ける
  • Aはタイトルと説明文だけ直す。本文は触らない。1本30分
  • 順番はA→B。Cは触らない、Dは新記事を書くほうが早い
  • 月3本まで。直した日付・場所・直す前の数字を1行記録する
  • 表示がほぼ0の段階なら、リライトよりサイト全体の診断が先
  • AIにはCSVの分類と並べ替えだけ。理由の推測やタイトルの丸投げはしない

私のブログは、まだこの基準で選べる記事がほとんどない段階です。それでも、基準を先に決めておいたおかげで、「どれを直すか」で迷う時間はなくなりました。結果が出たかどうかは、翌月の表を見てから正直に書きます。

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