見出し(h2/h3)の付け方ルール【読む人と検索の両方に効く】

HEADING RULES

見出しの付け方ルール
読む人と検索の両方に向けて

📅 2026年9月更新
⏱ 読了約9分
🔖 見出し / h2 / h3 / 書き方
👨‍👧‍👦
アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
「考察」「まとめ的なもの」という見出しを量産していた会社員。79記事のリライトで見出しを全部付け直し、そのとき決めたルールを書きました。

見出しは、記事の中で一番読まれる文章です。本文は読み飛ばされても、見出しは目に入ります。

私は2026年5月にブログを始めて、しばらく「感想」「考察」「その他」のような見出しを付けていました。自分には分かる。でも、初めて読む人には何の話か分からない。79記事を全部リライトしたとき、見出しはほぼ全部付け直しました。

そのときに決めたルールが7つあります。読む人が迷わないための見出しと、検索する人の言葉に近い見出しは、実は同じものでした。

この記事は、そのルールと、直す前・直した後の実例です。記事の構成(どの章をどの順で並べるか)は別の話なので、ここでは「見出しの文言をどう書くか」だけを扱います。

見出しの役割は「読む人の地図」

ブログの読者は、上から順に読みません。見出しを流し読みして、自分に関係のある場所だけ読みます。スマホならなおさらです。

だから見出しは、本文の「題名」ではなく「地図」です。見出しを見て、そこに何が書いてあるか分かること。読まなくても、話の流れが追えること。この2つを満たしていれば、見出しの役目は果たしています。

そして、検索する人が打ち込む言葉も「地図」に近いものです。「ブログ 見出し 付け方」と検索する人は、「見出しの付け方」という見出しがある記事を求めています。読む人のための見出しを書けば、検索する人の言葉にも自然と近づきます。私はこれを逆に考えていて、検索用の言葉を無理やり詰め込んで、読みにくい見出しを作っていました。

見出しの7つのルール

①見出しだけで、何が書いてあるか分かる

「考察」ではなく「なぜ手が止まるのか」。「注意」ではなく「AIに渡してはいけない情報」。見出しを読んだ人が、本文を読む前に中身を予想できるようにします。予想できない見出しは、飛ばされます。

②読む人が検索するときの言葉を使う

「所感」「Tips」「ナレッジ」のような、自分が普段使う言葉ではなく、読む人が検索窓に打つ言葉を使います。「見出しの付け方」「リライトの順番」「やってはいけないこと」。難しい言葉を使うと、読む人と検索の両方から遠ざかります。

③h2は「章」、h3は「その中の項目」

h2は話の区切りで、h2だけ読んでも流れが分かるようにします。h3はh2の中の手順や項目です。h3だけが並んでいて、h2の中身がh3の集まりになっていない記事は、地図として機能しません。

④数字は「本当に数えたもの」だけ

「3つの理由」「5つのルール」は分かりやすい見出しです。ただし、数字を先に決めて中身を無理に増やすのは逆効果でした。私は「7つのコツ」の7つ目が薄くて、あとで6つに直したことがあります。数えて出た数字を、そのまま使います。

⑤同じ形をそろえる

手順の見出しなら「①〜する」「②〜する」と動詞で終わる形に。質問の見出しなら全部「Q.」で始める。形がそろっていると、見出しを流し読みする速さが変わります。「①準備」「②実際にやってみた」「③まとめ的なもの」のように形がばらばらだと、目が止まります。

⑥長さは30字まで

スマホで見出しが3行になると、見出しに見えません。私は30字を上限にしています。長くなるなら、【】で補足を分けるか、h3に分けます。

⑦記事タイトルと同じ言葉を1回は入れる

タイトルが「見出しの付け方ルール」なら、h2のどれかに「見出し」「ルール」という言葉を入れます。タイトルと見出しが別の言葉を使っていると、読む人は「思っていた記事と違う」と感じます。検索の面でも、タイトルと本文の言葉がそろっているほうが自然です。タイトルの付け方はブログ記事のタイトルの付け方【型5つと実際の改善例つき】に書きました。

直す前・直した後の実例

私の初期の記事にあった見出しと、リライトで直した見出しです。恥ずかしいですが、一番分かりやすい例だと思います。

直す前 直した後 何を直したか
はじめに (見出しを消して導入文にした) ①中身が分からない
Claude Codeを使ってみた Claude Codeでできたこと・できなかったこと ①②中身と検索の言葉
考察 なぜ検索から人が来ないのか ①読む前に予想できる
Tips やってはいけない3つのこと ②④読む人の言葉と数字
実際にやってみて思ったこと色々 やってみて分かったこと ⑥長さ・余計な言葉
まとめ的なもの まとめ ⑤形をそろえる

「はじめに」は、消しました。導入文は見出しなしで書けば済みます。見出しを付けるほどの区切りではない場所に、見出しを付けていたのが一番多い失敗でした。

h3の使いどころ

h3を使う場面は、私は3つに絞っています。

  • 手順を分けるとき——h2「やり方」の下に、h3「①〜」「②〜」「③〜」
  • 複数の項目を並べるとき——h2「7つのルール」の下に、ルールごとのh3
  • よくある質問——h2「よくある質問」の下に、質問ごとのh3

逆に、h3の下にさらにh4を付けることはしません。h4が必要になったら、箇条書きにするか、h2を分けます。階層が深いほど、読む人は今どこにいるのか分からなくなります。

h3が1つしかないh2も避けています。項目が1つなら、h3にせず本文に書けば足ります。

書いたあとの「見出しだけ読み」

本文を書き終えたら、h2とh3だけを上から読みます。本文は読みません。ここで見るのは次の3つです。

✅ 見出しだけ読んで確認すること
  • 話の流れが追えるか——原因 → やり方 → 結果 → 注意点、のように並んでいるか
  • 形がそろっているか——手順は動詞で終わる、質問はQ.で始まる
  • タイトルの言葉が入っているか——1つも入っていないなら、記事とタイトルがずれている

この作業は2分で終わります。私はここで「h2が5つしかない」「同じ話の見出しが2つある」に気づくことが多いです。本文を直すより、見出しを直すほうが早いので、まず見出しを直して、本文をそれに合わせます。

公開後の記事を見直す手順はブログのリライトのやり方【AI活用・実際の手順とチェックリスト】に書いています。見出しの見直しは、そのリライトの最初の作業です。

AIに見出しを直させるとき

見出しの言い換えは、AIが得意な作業です。私はClaudeに、見出しだけを渡して直させています。本文は渡しません。

次はブログ記事の見出し(h2・h3)の一覧です。次のルールで言い換え案を各3つ出してください。
・見出しだけで何が書いてあるか分かる
・読む人が検索するときの言葉を使う
・30字以内
・本文にない内容を足さないでください。数字を入れるなら、元の見出しにある数字だけ

記事タイトル:(タイトル)
見出し一覧:(h2・h3を並べたもの)

「本文にない内容を足さないで」を入れる理由は、AIが本文にない「5つのコツ」を見出しに作るからです。見出しが本文と合っていない記事は、読む人にとって一番困ります。

3案から選ぶのは自分です。そのまま使うことはあまりなく、2つの案を組み合わせて自分の言葉に直すことが多いです。

AIに渡してはいけない情報

見出しの一覧だけなら、渡す情報はほとんどありません。それでも次のことは守っています。

  • 本文を丸ごと渡さない——見出しを直すのに本文は要りません。本文を渡すと、本文まで書き換えた案が返ってきます
  • 公開前の記事の非公開情報——見出しに収益額や社名が入っていないか、渡す前に見る
  • 他人の記事の見出し——「この記事みたいにして」と他人の見出しを渡すと、同じ見出しの記事ができます

最終確認は自分でやる

AIが直した見出しは、本文と合っているかを自分で読んで確かめます。見出しがきれいになった分、本文とのずれが目立つことがあります。ずれていたら、本文を足すか、見出しを元に戻します。見出しに合わせて本文を作るのではなく、本文にある事実に見出しを合わせる、が順番です。

よくある質問

Q. 見出しに検索キーワードを毎回入れるべきですか?

毎回は要りません。タイトルの言葉が1回入っていれば十分だと考えています。全部の見出しに同じ言葉を入れると、読む人には不自然に見えます。読む人に不自然な見出しは、検索にも良くないはずです。

Q. 疑問形の見出しはありですか?

ありです。「なぜ検索から人が来ないのか」のような疑問形は、読む人の頭の中の言葉に近いので使っています。ただし疑問形の見出しの直後に、答えを書きます。答えが最後まで出てこない見出しは、読む人を待たせるだけです。

Q. 見出しの数はいくつが目安ですか?

h2は6〜8個、h3は1つのh2に2〜5個にしています。h2が5個以下なら話が浅いか、まとめすぎ。9個を超えるなら、記事を分けられないか考えます。

Q. 「まとめ」という見出しは要りますか?

私は付けています。「まとめ」だけを読む人が一定数いるからです。ただ「まとめ的なもの」「最後に」のように言い方を変える必要はありません。「まとめ」で十分です。

Q. 見出しを直したら、目次も直すのですか?

直します。目次は見出しの一覧なので、見出しを変えたのに目次が古いままだと、地図が2枚あることになります。目次を自動で作るプラグインやテーマの機能を使っているなら、勝手に直ります。

📝 この記事のまとめ
  • 見出しは本文の「題名」ではなく「読む人の地図」。流し読みで中身が分かること
  • ①見出しだけで分かる ②読む人が検索する言葉 ③h2は章・h3は項目
  • ④数字は数えたものだけ ⑤形をそろえる ⑥30字まで ⑦タイトルの言葉を1回
  • 「はじめに」「考察」「Tips」「まとめ的なもの」は中身が予想できない見出しの典型
  • h3は手順・項目の並列・よくある質問の3場面だけ。h4は使わない
  • 書いたあとにh2・h3だけを2分で読む。流れ・形・タイトルの言葉を見る
  • AIには見出し一覧だけ渡して言い換え案3つ。本文にない内容を足させない
  • 直した見出しが本文の事実と合っているかは自分で読んで確かめる

見出しを直しても、検索から人が来るようになったかは、正直まだ分かりません。私のブログは収益0円で、検索の数字もほとんど動いていません。それでも、自分で読み返したときに「この記事は何の話だっけ」と迷わなくなったのは確かです。読む人にとっても、同じだと思っています。

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