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ブログのPVが伸びない
3つのパターンと原因の切り分け方
私はまだ「ゼロから抜け出した」段階で、「PVが順調に伸びていたのに頭打ちになった」というフェーズは経験していません。ですので「月◯万PVから伸ばした話」は書けません。書けるのは、原因を切り分ける手順と、私自身がゼロの原因を特定したときの実際のやり方です。
「最初は増えていたのに、最近横ばい」「急に下がった」「そもそも増えたことがない」——PVが伸びないと一口に言っても、中身はまったく違います。
そして、パターンによって打つ手が正反対になります。 ここを間違えると、効かない対策に時間を使うことになります。
まずは自分がどれなのかを判定するところから始めましょう。
まず自分がどのパターンか判定する
Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開き、期間を過去6ヶ月にしてクリック数のグラフの形を見てください。
| パターン | グラフの形 | 主な原因 |
|---|---|---|
| A:増えたことがない | ずっと地面を這っている | 技術的な問題(設定) |
| B:横ばいになった | 上がってから平ら | 記事の陳腐化・順位の頭打ち |
| C:下がった | 山を越えて下降 | 競合・アップデート・不具合 |
サーバー付属のアクセス解析はbotも人間もまとめて数えます。私の場合「訪問者3,561人・15,052PV」と表示されていましたが、流入元の99.4%が「direct」、PC率97%——ほぼ全部botでした。個人ブログの読者はふつうスマホが6〜7割です。PVを語るなら、Search ConsoleかGA4の数字を見てください。 サーバーの数字で一喜一憂しても意味がありません。
パターンA:そもそも増えたことがない
いちばん多く、いちばん救いがあるパターンです。原因が記事ではなく設定にあることが多いからです。
まずGoogleの検索窓に site:あなたのドメイン と入力してください。
- 0件だった——Googleがブログを認識していません。記事の質は関係ありません
- 記事が出てくる——認識はされています。順位が低いだけなので、パターンBの対策へ
0件だった場合に疑うのは、この4つです。
- SSL(https化)が未設定——httpsで開けない、警告が出る
- Search Console未登録・サイトマップ未送信
- WordPressの検索避け設定がON——「設定」→「表示設定」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入ったまま。制作中にONにして外し忘れる例が本当に多いです
- robots.txt でブロックしている
私はこのパターンでした。 97記事書いた時点でSSL未設定・Search Console未登録、site:検索は0件。記事の書き方を悩んでいましたが、悩む場所がまったく違いました。詳しい直し方は検索流入ゼロの原因を5分で診断する方法にまとめました。
パターンB:増えていたが横ばいになった
ここからは「Googleに認識されている」前提の話になります。横ばいの原因は、だいたい次の4つです。
パターンC:明確に下がった
下がった場合は、まず「全体が下がったのか、特定の記事だけか」を切り分けます。ここで原因がまるで変わります。
| 下がり方 | 疑うもの | 対応 |
|---|---|---|
| サイト全体が同時期に下がった | Googleのアップデート/技術的な不具合 | 慌てず1〜2ヶ月様子を見る |
| 特定の記事だけ下がった | 競合がより良い記事を出した/情報が古い | その記事をリライトする |
全体が下がった場合、あわてて記事を消したり大改修したりするのは危険です。Googleのアップデートは、しばらくして戻ることもあります。 まず技術的な問題(サイトが重い、エラーが出ている、SSLが切れている)がないかだけ確認して、あとは様子を見てください。
特定の記事だけ下がった場合は、その記事で狙っているキーワードで実際に検索し、上位に来ている記事と自分の記事を見比べます。相手にあって自分にない項目が、そのまま追加すべき内容です。
Search Consoleでの具体的な調べ方
効果が高い順の打ち手
全部を一度にやろうとすると挫折します。順番だけ守ってください。
| 優先度 | やること | 効果が見えるまで |
|---|---|---|
| 1 | 技術的な問題の解消(SSL・インデックス) | 数日〜2週間 |
| 2 | 11〜30位の記事のリライト | 2〜4週間 |
| 3 | CTRが低い記事のタイトル改善 | 2〜4週間 |
| 4 | 内部リンクの追加 | 1〜2ヶ月 |
| 5 | 新しい切り口の記事を追加 | 数ヶ月 |
注目してほしいのは、「新記事を書く」がいちばん下だということです。すでにGoogleに認識されている記事を強くするほうが、圧倒的に早く結果が出ます。リライトの手順はブログのリライトのやり方にまとめています。
やってはいけないこと
- 慌てて記事を削除する——削除は取り消せません。まずリライトか統合を検討してください
- URLを変える——それまでの評価と外部リンクがゼロに戻ります
- 毎日順位を見る——順位は日々揺れます。見るのは週1回で十分です
- 複数の対策を同時にやる——何が効いたのか分からなくなります
- 2週間以内に元に戻す——Googleが再評価している最中です。最低2週間は待ってください
よくある質問
Q. PVが減ったのは、記事を書くのをやめたからですか?
更新頻度そのものより、既存記事の順位が下がっているかどうかが効いています。まずSearch Consoleでどの記事が下がったかを確認してください。
Q. 記事を増やせばPVは増えますか?
薄い記事を増やしても増えません。私は3ヶ月で97記事書いて検索クリック0でした。数より、1本が検索意図に答えているかです。
Q. どのくらいの期間で判断すればいいですか?
施策後は最低2週間、できれば1ヶ月見てください。それより短いと、ただの日々の揺れを見ていることになります。
Q. SNSからの流入を増やすのはどうですか?
短期的には効きますが、投稿をやめると止まります。検索流入は積み上がるので、まず検索の土台を直すほうが優先です。
まとめ
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PVが伸び悩んだときに「何が問題か」を診断するためのSEO基礎知識が学べます。感覚ではなく根拠を持って対策を打てるようになります。
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- PVが伸びない原因は3パターン(ずっとゼロ/横ばい/下降)で対処が正反対
- サーバーの解析はbot込み。direct 99%・PC 97%はbotのサイン。数字はSearch Consoleで見る
- パターンA(ずっとゼロ)は設定の問題。site:ドメインが0件なら記事の質は関係ない
- 見落としがちなのは「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェック
- パターンBは11〜30位のクエリを持つ記事のリライトが最優先
- パターンCは「全体か特定記事か」を切り分ける。全体なら慌てて動かない
- 新記事を書くのは打ち手の最後。既存記事を強くするほうが早い
- 削除しない・URLを変えない・2週間は待つ
PVが伸びないときほど、闇雲に記事を増やしたくなります。でも原因を特定しないまま動くのが、いちばん時間を溶かします。私は3ヶ月それをやってしまいました。
そもそも何記事必要なのかという話はブログは何記事書けば稼げる?97記事書いた私の正直な現実に書きました。


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