ブログのプライバシーポリシーと
免責事項の作り方
プライバシーポリシーと免責事項。ブログを始めるとき、たいていの案内に「作りましょう」と書いてあります。でも、何を書けばいいのかは書いていません。
私は2026年5月にブログを始めて、しばらくポリシーページなしで記事だけ書いていました。作ったのは8月、アフィリエイトの登録に必要だと気づいたときです。順番としては遅かったと思います。
作ってみると、書く内容はだいたい決まっていて、ひな形を使えば1時間で終わりました。ただ、ひな形をそのまま貼るだけだと、自分のブログに合っていない文章になります。そこだけ注意が要ります。
この記事では、私が実際に作ったページの項目と、ひな形の使い方、そのまま貼ってはいけない場所を書きます。法律の判断はできないので、必要なところは「確認先」を添えます。
いつ作るか【アフィリエイト登録の前】
結論から言うと、アフィリエイトに登録する前です。理由は3つあります。
- ASPの審査で見られる——A8.netやAmazonアソシエイトの案内には、サイトにプライバシーポリシーがあることが前提として書かれています。ないと審査で止まることがあります
- アクセス解析を入れた時点で、Cookieを使っている——GoogleアナリティクスやSearch Consoleを入れているなら、読者のデータを集めている状態です。それを書いておくのがポリシーページです
- お問い合わせフォームで個人情報を受け取る——名前とメールアドレスを受け取るなら、何に使うかを書いておく必要があります
私は「収益0円なのに大げさだ」と後回しにしていましたが、収益の有無と、読者のデータを扱っているかどうかは別の話でした。
ASPに登録する順番はアフィリエイトASPおすすめ4選【初心者向け】登録の順番もに書きました。この記事のページは、その前に作っておくものです。
書く項目【私のページの9項目】
私のブログのポリシーページは、次の9項目でできています。フッターから開けるので、実物を見てもらうのが早いと思います。
| 項目 | 何を書くか | 自分のブログに合わせる場所 |
|---|---|---|
| ①個人情報の取得と利用目的 | お問い合わせやコメントで受け取る情報と、その使い道 | コメント欄を閉じているなら、その旨 |
| ②アクセス解析ツール | Googleアナリティクス等を使っていること。Cookieを使うこと。無効にできること | 使っているツール名 |
| ③広告の掲載 | アフィリエイトプログラムを使っていること | 登録しているASPの名前(Amazon・楽天・A8など) |
| ④広告表記 | 広告リンクを含む記事にはその旨を明示すること | 実際に表記している方法 |
| ⑤免責事項 | 情報の正確性を保証しないこと。専門的助言ではないこと | 扱っているテーマ(税務・医療など) |
| ⑥他サイトへのリンク | リンク先の内容には責任を負わないこと | — |
| ⑦著作権 | 無断転載の禁止。引用時のルール | — |
| ⑧お問い合わせ | 連絡先(お問い合わせページへの案内) | フォームの場所 |
| ⑨ポリシーの変更と制定日 | 予告なく変更することがあること。制定日 | 制定日を自分の日付に |
「自分のブログに合わせる場所」が空欄の項目は、ひな形の文章をほぼそのまま使えます。太字にした4か所が、自分で書き換える場所です。
ひな形の探し方と使い方
ひな形は、探せばいくらでも見つかります。私が信頼できると考えている探し方は次の順です。
私は、①で公式の文言を集めて、②のひな形で骨組みを作り、9項目に並べ直しました。文章をそのまま使ったのは公式の指定文言だけで、残りは自分の言葉で書き直しています。
そのまま貼ってはいけない3か所
ひな形で一番危ないのは「使っていないサービスの名前が残る」ことです。私が直した3か所です。
- Google AdSenseの記述——多くのひな形はAdSense前提で書かれています。AdSenseを使っていないなら、その段落は消します。逆に、使い始めたら足します
- ASPの名前——「もしもアフィリエイト」など、自分が登録していないASPの名前が残っていないか。登録しているものを全部、登録していないものは書かない
- 制定日と運営者名——ひな形の日付やサイト名がそのまま残っていることがあります。自分のブログ名(私なら「アイタロウのAI副業ブログ」)と、作った日に直します
逆に、あとからサービスを足したときにポリシーを直し忘れるのもよくあります。私は新しいASPに登録したら、その日にポリシーの③を直すと決めています。A8.netに登録したときも、その日に足しました。
免責事項に入れること
免責事項は「書いてある情報を使って何かあっても、責任は負えません」という宣言です。ひな形にはだいたい入っていますが、自分のブログで扱うテーマに合わせて一文足すのが大事です。
私のブログは副業の税金や確定申告の話を書くので、次の趣旨の一文を入れています。
これは「書いておけば何を書いてもいい」という意味ではありません。記事の中でも、判断が必要な場面では「専門家に確認を」と書いています。たとえば副業ブログの確定申告【2026年】20万円ルールと会社バレ対策は、記事の中で税理士への確認を勧めています。
固定ページの作り方と置き場所
ポリシーは「投稿」ではなく「固定ページ」で作ります。記事一覧に混ざらず、日付も付かないからです。
- WordPressの管理画面で「固定ページ」→「新規追加」
- タイトルは「プライバシーポリシー」。免責事項も同じページに入れて問題ありません
- URL(スラッグ)は「privacy-policy」のような英字にしておくと、あとで扱いやすいです
- 公開したら、フッターのメニューに追加します。Cocoonなら「外観」→「メニュー」でフッター用のメニューを作って、そこに入れます
- 「お問い合わせ」の固定ページも同じフッターに並べます
置き場所はフッター(ページの一番下)が一般的です。どの記事からでも1回のスクロールでたどり着けること、そしてASPの審査担当者が探しやすいことが理由です。
WordPressの初期設定の流れはAIブログの始め方【2026年】ConoHa WINGで最短1時間に書きました。ポリシーページは、その最後に作る作業として入れておくと忘れません。
AIに下書きを頼むなら
ポリシーページの文章をAIに書かせることはできます。ただし、AIが書いた法的な文章を、そのまま信じてはいけません。私はAIを「項目の抜け漏れを見つける係」として使いました。
・使っているツール:Googleアナリティクス、Search Console
・使っている広告:Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、A8.net
・お問い合わせフォームあり、コメント欄あり
・扱うテーマ:副業、税金の一般論、子育て
・法律の条文や、公式が指定している文言は「公式で確認」と書いてください。作らないでください
「完成版は不要」「公式の文言は作らないで」を入れるのは、AIが本物らしい規約文を作ってしまうからです。Amazonアソシエイトの指定文言をAIに作らせると、それらしいけれど違う文章が出てきます。公式のものを自分で確認して貼るのが、結局一番早いです。
AIに渡してはいけない情報
ポリシーページの下書きに必要なのは「使っているサービス名」と「扱うテーマ」だけです。次のものは渡す必要がありません。
- 本名・住所・電話番号——ポリシーページに載せる必要があるか自体、ブログの種類によって違います。少なくともAIの下書きには要りません
- ASPのログイン情報や登録内容——「登録している」という事実だけで足ります
- お問い合わせで受け取った読者の情報——ポリシーに書く「取り扱い」の話に、実際のデータは要りません
- 他人のポリシーページの全文——「これを真似して」と渡すと、丸写しになります
最終確認は自分でやる
できあがった文章を公開する前に、次の3つを自分で見ます。
- 使っているサービスが全部書かれていて、使っていないものが書かれていないか
- 公式が指定している文言は、公式から写したものか(AIやひな形の文章ではないか)
- 制定日・ブログ名・お問い合わせ先が自分のものか
そして、法律上これで足りているかは、私には判断できません。会員登録や決済、個人情報を大量に扱うブログにするなら、専門家(弁護士・行政書士)に確認してください。個人の日記的なブログなら、公式案内とひな形で作った上の9項目が出発点になると思っています。
よくある質問
Q. 免責事項は別ページにしたほうがいいですか?
同じページで問題ないと考えています。私は「プライバシーポリシー」の中に「免責事項」の見出しを入れています。分けると、両方のリンクをフッターに置く手間が増えるだけでした。
Q. 収益0円でもアフィリエイトの記述は要りますか?
要ります。紹介料が発生する仕組みをサイトに置いているかどうかの話で、実際に発生したかどうかは関係ありません。私も収益0円ですが、ASPに登録した日から書いています。
Q. 運営者の本名は書かないとだめですか?
私はハンドルネーム(アイタロウ)で運営していて、ポリシーページにも本名は書いていません。ただし、物を売る(自分で商品を販売する)ブログにするなら、表示が必要な情報が別に法律で決まっています。そこは私の範囲外なので、始める前に専門家か公的機関の案内で確認してください。
Q. 一度作ったら終わりですか?
終わりではありません。新しいツールやASPを足したとき、コメント欄を開け閉めしたときに直します。私は「新しいサービスに登録した日に見る」と決めています。
- 作るのはアフィリエイト登録の前。本当はアクセス解析を入れた日
- 項目は個人情報・アクセス解析・広告・広告表記・免責・リンク・著作権・問い合わせ・変更と制定日の9つ
- ひな形は公式の指定文言 → テーマ・サーバーの公式 → 個人ブログは項目の参考までの順
- 貼ったあとにAdSenseの段落・ASPの名前・制定日と運営者名を必ず直す
- 免責事項は自分のテーマ(税務・医療など)に合わせて一文足す。記事の中でも専門家に確認を促す
- 固定ページで作り、フッターのメニューに置く
- AIには項目の抜け漏れ確認だけ。公式の文言はAIに作らせず、公式から写す
- 本名・ログイン情報・読者のデータ・他人のページ全文は渡さない
- 会員登録・決済・物販をするなら専門家に確認
ポリシーページは、作っても読者が増えるものではありません。でも、読者のデータを預かっている以上、あって当たり前のページだと、作ってから思いました。1時間で終わる作業なので、まだの人は今日作ってしまうことを勧めます。

コメント