GA4が難しい人へ【月1回、3つの数字だけ見る運用】

ブログ運営

本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

ANALYTICS

GA4が難しい人へ
月1回、3つの数字だけ見る運用

📅 2026年9月更新
⏱ 読了約9分
🔖 GA4 / アクセス解析 / ブログ運営 / 初心者
👨‍👧‍👦
アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
GA4の画面を開いては何も分からず閉じる、を繰り返していた非エンジニア。「月1回、3つだけ」に絞ってようやく続いています。

Googleアナリティクス(GA4)を入れたはいいけれど、画面が複雑すぎて、開いては閉じる。そんな状態になっていませんか。

私がそうでした。メニューが多く、指標の名前も難しく、「どこを見れば自分のブログの状態が分かるのか」がまったくつかめない。結局、入れただけで放置していた時期があります。

いま続いているのは、月1回、3つの数字だけ見るという運用です。ユーザー数、流入元、見られたページ。この3つだけなら、慣れれば10分ほどで終わります。

この記事では、その3つの見方と、数字を見たあとに何をするかを書きます。設定手順は最後に軽く触れる程度にして、まず「見る場所」を固定するところから始めましょう。

なぜGA4で挫折するのか

理由は単純で、GA4が個人ブログには高機能すぎるからです。企業サイトの分析にも使える道具なので、メニューも指標も大量にあります。「エンゲージメント」「イベント」「コンバージョン」といった言葉が並び、初心者はどれが自分に関係あるのか分かりません。

全部を理解しようとすると、必ず途中で疲れます。私も、解説記事を読んでは「なるほど」と思い、次に画面を開くと忘れている、を何度もやりました。

発想を変えたのは、「理解する」のをやめて「見る場所を固定する」ことにしたときです。理解しなくても、毎月同じ3つの場所を見て、先月と比べるだけ。それなら続きます。

月1回見るのは3つだけ

見るのはこの3つです。それぞれ「ブログのどんな状態を表しているか」を、ひとことで覚えておいてください。

見る数字 GA4のメニュー 分かること
①ユーザー数 レポート → 集客 → 集客サマリー 今月、何人が来たか
②流入元 レポート → 集客 → トラフィック獲得 検索・SNS・直接、どこから来たか
③見られたページ レポート → エンゲージメント → ページとスクリーン どの記事が読まれたか

頻度は月1回です。毎日見る必要はありません。個人ブログの日々の変動は、ほとんどが誤差です。月初に前月分をまとめて見るくらいの距離感が、ちょうどいいと感じています。

画面の右上にある期間の指定を「先月」にしてから見ると、3つとも同じ条件で比べられます。ここだけ最初に覚えておくと迷いません。

①ユーザー数:何人来たか

「集客サマリー」を開くと、一番上にユーザー数が出ます。これが「その期間にブログを訪れた人の数」です。

見るのは、先月と比べて増えたか、減ったか、変わらないか。それだけです。年齢や地域といった細かい属性は、規模が育ってからで十分です。

ここで注意したいのが、レンタルサーバーに付いているアクセス解析との違いです。サーバー側の数字は、検索エンジンの巡回ロボット(bot)も人間もまとめて数えることが多く、実際より大きく見えることがあります。GA4はbotをある程度除外してくれるので、「本当の読者数」に近いのはGA4のほうだと考えてください。最初に見ると、思ったより小さい数字でがっかりするかもしれません。私もそうでした。でも、そこがスタートラインです。

②流入元:どこから来たか

「トラフィック獲得」を開くと、訪問者がどこから来たかが分類されています。よく出てくるのは次の4つです。

  • Organic Search——Googleなどの検索から来た人
  • Direct——URLを直接打った、ブックマークから来た、など経路が分からない人
  • Organic Social——SNSから来た人
  • Referral——ほかのサイトのリンクから来た人

ブログの健康診断として一番大事なのはOrganic Search(検索)です。検索からの流入は、記事が「誰かの悩みの答え」として認識され始めたサインだからです。ここが少しずつでも育っているかを、毎月確認します。

逆に、Directばかり極端に多い場合は、bot(ロボット)の可能性も疑ってください。人間の読者は、ふつうスマホで検索から来ることが多いものです。検索流入が全然ない場合は、記事の質より先に、Googleにブログが認識されているかを確認したほうが早いことがあります。この点は検索流入ゼロの原因を5分で診断する方法に書きました。

③見られたページ:何が読まれたか

「ページとスクリーン」を開くと、記事ごとの表示回数が一覧で出ます。見るのは上位10記事くらいで十分です。

ここで分かるのは、「自分が書きたかった記事」と「実際に読まれている記事」のずれです。私の場合も、力を入れた記事より、さらっと書いた記事のほうが上に来ていることがありました。悔しいですが、これが読者の答えです。

読まれている記事は、ブログの中で一番働いてくれている記事です。関連記事へのリンクを足す、続編を書く、内容を最新にする——手を入れる価値が一番高いのはここです。逆に、読まれていない記事を必死に直しても、そもそも誰も来ていなければ変化は見えません。

📚 アクセス解析を一段深く学びたくなったら

Googleアナリティクス4 やるべきことがわかる本(楽天・Amazon)

3つの数字の運用に慣れて「もっと知りたい」となった時に買った本。画面どおりの手順解説なので、迷子になりません。

※本リンクはアフィリエイトリンクです

数字を見たら、行動を1つ決める

3つの数字を見たら、必ず1つだけ、次にやることを決めます。これをしないと、ただ数字を眺めて終わります。

✅ 行動の例(どれか1つでいい)
  • 一番読まれている記事に、関連記事への内部リンクを1本足す
  • 検索から来ている記事の続編や関連記事を1本書く
  • 検索流入がほぼゼロなら、Search Consoleの登録状況を確認する
  • 読まれている記事の情報が古くなっていないか1本だけ見直す

そして、メモアプリに1行だけ記録を残します。「ユーザー数は先月より少し増えた。検索が少し伸びた。トップ記事は○○。今月やること:内部リンクを1本」。これだけです。数か月分たまると、自分のブログの傾向が見えてきます。

ちなみに、GA4は「来た人が何をしたか」を見る道具で、「検索でどう見られているか」は別のツールであるSearch Consoleの担当です。両方を組み合わせると原因の切り分けがしやすくなります。Search Console側の見方はSearch Consoleの見方【4つの数字の意味】にまとめています。

設定はこれだけ(軽く)

まだGA4を入れていない方向けに、最低限の流れだけ書いておきます。

1
Googleアナリティクスでプロパティを作る
Googleアカウントでアナリティクスにログインし、「プロパティを作成」からブログ名とURLを登録します。画面の案内どおりに進めば、最後に「G-」から始まる測定IDが発行されます。
2
測定IDをWordPressのテーマに貼る
多くのテーマには「アクセス解析」の設定欄があり、そこに測定IDを入れるだけで動きます。Cocoonなら「Cocoon設定」→「アクセス解析・認証」タブです。プラグインを追加する必要はありません。
3
自分のアクセスを除外する
自分で記事を確認するたびに数字が増えると、実態が分からなくなります。GA4の「データフィルタ」で内部トラフィックを除外するか、自分のブラウザで除外設定をしておきます。ここは後回しでもいいですが、早めにやるほど数字がきれいになります。

設定したあと、数字が反映されるまでには少し時間がかかります。翌日に「ゼロのまま」でも、慌てず数日待ってみてください。

AIに読み解きを手伝ってもらうときの注意

「この数字、どう読めばいいの?」と迷ったときは、AIに聞くと言葉の意味を平易に説明してくれます。私が最初に「3つに絞ろう」と思えたのも、AIに相談したのがきっかけでした。

個人ブログを運営しています。GA4で月1回だけ見るべき数字を、優先度順に3つ教えてください。
・それぞれ「GA4のどのメニューにあるか」と「何が分かるか」を1行ずつ
・専門用語は使わず、初心者向けに
・断定できないことは「一般的には」と書いてください

ただし、AIに渡すものには気をつけてください。

⚠️ AIに渡さないほうがいい情報
  • GA4の画面のスクリーンショットそのもの——測定IDやアカウント情報が写り込みます
  • 測定ID・アカウント名・メールアドレス
  • 収益額や個別の読者の行動データ——聞きたいのは「見方」であって、生データを渡す必要はありません

数字の意味を聞くだけなら、「ユーザー数が先月より少し減った。考えられる原因を挙げて」のように、言葉で要約して渡せば十分です。

そして、AIが挙げる原因は「一般論の候補」です。自分のブログに当てはまるかは、自分で画面を見て最終確認してください。AIは自分のブログの中身を知らないので、もっともらしく外れることがあります。

よくある質問

Q. 「ユーザー数」と「表示回数」はどう違いますか?

ユーザー数は「来た人の数」、表示回数は「ページが開かれた回数」です。1人が3記事読めば、ユーザー数は1、表示回数は3になります。月1回の確認では、まずユーザー数を見れば十分です。

Q. GA4とSearch Consoleは両方必要ですか?

役割が違います。GA4は「来た人が何をしたか」、Search Consoleは「検索でどう見られているか」です。検索流入を育てたい段階では、Search Consoleのほうが先に役に立つことが多いです。両方無料なので、両方入れておいて、見るのはそれぞれ月1回でかまいません。

Q. 毎日見たくなってしまいます

気持ちは分かります。ただ、記事数が少ないうちの日々の増減は、ほとんど意味を持ちません。一喜一憂して消耗するくらいなら、その時間で1記事書いたほうが前に進みます。「見るのは月初だけ」と決めてしまうのがおすすめです。

Q. 数字が全部ゼロに近くて落ち込みます

私のブログも、検索からの流入はまだごくわずかです。数字が小さいうちは「傾向」ではなく「設定が正しく動いているか」の確認だと割り切ると、気持ちが楽になります。原因の切り分け方はブログのPVが伸びない3つのパターンと原因の切り分け方に書いています。

Q. GA4の細かい機能はいつ覚えればいいですか?

「3つの数字を見て行動を決める」が習慣になってからで十分です。必要になったときに、必要な機能だけ調べるほうが身につきます。

📝 この記事のまとめ
  • GA4で挫折する原因は高機能すぎること。理解するより「見る場所を固定する」
  • 見るのは①ユーザー数 ②流入元 ③見られたページの3つだけ
  • 頻度は月1回。日々の変動はほぼ誤差
  • 流入元はOrganic Search(検索)が育っているかを確認
  • 数字を見たら行動を1つ決めて、1行メモを残す
  • 設定は「測定IDをテーマに貼る」だけで動く。自分のアクセス除外も早めに
  • AIにはスクリーンショットや測定IDを渡さない。原因は自分で最終確認

アクセス解析は「ちゃんとやる」より「続く形でやる」ほうが大事だと思っています。GA4に挫折した方は、まず月1回、3つの数字だけから再開してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました