1記事1カテゴリにした理由
カテゴリ整理の手順
カテゴリは、記事を書くたびに「なんとなく」付けていました。「AI副業」にも「活用事例」にも当てはまるから、両方にチェック。それを4か月続けました。
結果、どのカテゴリを開いても同じ記事が並ぶブログになりました。1記事あたりの平均カテゴリ数は1.7個。分類として機能していませんでした。
2026年8月に、公開している79記事のカテゴリを全部付け直して、1記事=1カテゴリにしました。この記事は、そう決めた理由と、実際にやった手順です。
先に書いておくと、これで検索順位やアクセスが変わったかは分かりません。やってから日が浅く、そもそも検索からの流入がほとんどないからです。それでも、やって良かったと思っている理由を書きます。
何が起きていたか
整理する前のカテゴリは、「AI副業」「活用事例」「ブログ運営」「Claude Code」の4つが中心でした。名前を見て分かるとおり、どれも重なっています。Claude Codeでブログを書いた記事は、4つ全部に当てはまります。
- 「AI副業」を開くと、ほぼ全記事が出る——絞り込みになっていない
- 同じ記事が複数のカテゴリページに出る——読む人にとっては同じ一覧を何度も見せられる状態
- 新しい記事を書くたびに迷う——「これはどっち?」を毎回考えて、結局両方にチェック
気づいたのは、読者としてカテゴリを開いたときでした。「ブログ運営」を開いたのに、子供の宿題の記事が出てくる。自分でも「このカテゴリは何のためにあるのか」を説明できませんでした。
1記事1カテゴリにした3つの理由
①カテゴリページが「一覧」として機能する
1記事1カテゴリなら、カテゴリページを開いたときにそのテーマの記事だけが並びます。読む人が「ブログ運営の記事をまとめて読みたい」と思ったときに、それに応えられます。
②同じ記事が複数の一覧に出なくなる
WordPressでは、カテゴリごとに一覧ページが自動で作られます。1つの記事が3つのカテゴリに入っていると、ほぼ同じ内容の一覧ページが3つできます。検索エンジンから見ても、読む人から見ても、同じページが増えるだけだと考えました。
③新しい記事のカテゴリで迷わない
これが日々の作業では一番効いています。「1つだけ選ぶ」と決めると、「この記事は誰の何のための記事か」を決めざるを得ません。迷うということは、記事のテーマが決まっていないということでした。
カテゴリの軸を「読む人の目的」にする
1記事1カテゴリにするには、まず「どんなカテゴリにするか」を決め直す必要がありました。古いカテゴリは「道具の名前」(Claude Code)と「使う場面」(活用事例)と「ジャンル」(AI副業)が混ざっていたので、重なるのは当然でした。
決め直しの軸は「読む人が何をしたくてこのブログに来るか」にしました。
| カテゴリ | 読む人の目的 |
|---|---|
| ブログの始め方 | これからブログを立ち上げたい |
| ブログ運営 | 始めたブログを伸ばしたい・整えたい |
| 副業の続け方 | 続ける工夫・時間の作り方を知りたい |
| 副業のお金と制度 | 税金・就業規則・費用を知りたい |
| Claude Code | Claude Codeそのものを知りたい |
| 仕事のAI活用 | 会社の仕事でAIを使いたい |
| 子育て×AI | 子育てでAIを使いたい |
| 暮らしのAI活用 | 家計や家事でAIを使いたい |
| YouTube運営 | YouTubeにAIを使いたい |
この軸だと、「Claude Codeで子供の宿題を手伝った記事」は「子育て×AI」です。道具がClaude Codeでも、読む人の目的は子育てだからです。「Claude Code」カテゴリには、Claude Codeそのものの説明だけを入れました。
この9つは、記事の内部リンクをつなぐときに作った「テーマの群」と同じものです。先に内部リンクを整理していたので、カテゴリはそれをなぞるだけで済みました。
整理の手順【バックアップから削除まで】
実際にやった順番です。79記事あったので、手作業ではなくWordPressの機能で一括変更しましたが、記事が少なければ管理画面から1本ずつでも同じです。
やったあとの状態と、まだ分からないこと
整理後は、9つのカテゴリ(+プロフィール)に79記事が1本ずつ入っている状態になりました。各カテゴリの本数の合計が79で、1記事1カテゴリが成立していることを確認しています。
分かっていることは次の3つです。
- カテゴリページを開くと、そのテーマの記事だけが並ぶ
- 新しい記事のカテゴリで迷わなくなった
- 削除した古いカテゴリのURLは、検索結果にしばらく残る(時間がたてば消えるはずですが、まだ残っています)
分からないことは、これで検索やアクセスがどう変わるかです。私のブログは検索からの流入が3か月でクリック数回なので、変化を測れる状態にありません。「カテゴリを整理したらアクセスが増えた」と書きたいところですが、書けません。
アクセスが伸びない原因の切り分けはブログのPVが伸びない3つのパターンと原因の切り分け方に書きました。カテゴリ整理は、その中では「土台を整える」作業に入ります。
タグはどうしたか
カテゴリを1つにすると、「でも、この記事はClaude Codeの話でもある」という情報が落ちます。それを拾うのがタグです。
ただ、私はタグをほとんど使っていません。タグもカテゴリと同じで、ページが自動で作られるからです。使うタグが増えると、また中身の薄い一覧ページが増えます。使うなら、複数の記事にまたがる言葉(「Claude Code」「Search Console」など)だけに絞ることにしています。
AIの使いどころ【振り分けの下書き】
手順3の「全記事に新カテゴリを1つ決める」は、記事が多いと時間がかかります。ここはAIに下書きをさせました。
・判断の軸は「読む人が何をしたくてこの記事を読むか」です
・迷うものは「迷い」と書いて、候補を2つまで挙げてください
・カテゴリを新しく作らないでください
カテゴリ:(9つの名前と、それぞれの「読む人の目的」)
記事一覧:(タイトルを並べたもの)
「カテゴリを新しく作らないで」を入れないと、AIは「その他」や「AIツール」のようなカテゴリを勝手に足します。それをやると、整理する前と同じ状態に戻ります。
AIの振り分けは、あくまで下書きです。「迷い」が付いた記事と、自分の感覚と違う記事は、タイトルではなく本文を読んで決め直しました。
AIに渡してはいけない情報
- WordPressのログイン情報——「代わりに付け替えて」はさせません。付け替えは自分でやるか、自分の手元で動く仕組みでやります
- 下書き・非公開の記事のタイトル——公開していない記事は、公開すると決めるまで渡しません
- 記事の本文——振り分けにはタイトルで足ります。本文には家族の話が入っていることがあります
最終確認は自分でやる
付け替えが終わったあと、各カテゴリページを自分の目で開いて、並んでいる記事がそのテーマに合っているかを見ました。表の上では正しくても、実際のページを見ると「これは違う」と気づく記事があります。1本ずつ直しました。
よくある質問
Q. カテゴリはいくつが目安ですか?
私は9つです。記事数が少ないうちは、5つくらいで十分だと思います。1カテゴリに記事が1〜2本しかないなら、多すぎます。記事が増えてから分けても遅くありません。
Q. 親カテゴリ・子カテゴリは使いますか?
使っていません。階層を作ると、また「どっちに入れるか」で迷います。記事が数百本になったら考えますが、いまは1階層で足りています。
Q. 古いカテゴリを削除すると、検索に悪影響はありませんか?
古いカテゴリページのURLは開かなくなります。そのページに検索流入があったなら、影響はあると思います。私はSearch Consoleでカテゴリページへの流入がないことを見てから消しました。流入がある人は、リダイレクトの設定を検討してください。私はそこまでやっていないので、手順は書けません。
Q. 途中で迷った記事はどうしましたか?
「ブログ運営」と「副業の続け方」で迷う記事がいくつかありました。「手順の話ならブログ運営、気持ちや習慣の話なら続け方」という自分ルールを決めて振り分けました。ルールを決めれば、迷いは減ります。
Q. 記事の書き直しと、どちらを先にやるべきですか?
私は内部リンク → カテゴリ → リライトの順でやりました。カテゴリは1日で終わる作業なので、先にやって土台を固めてから、時間のかかるリライトに入るほうが、あとで迷いません。
- 重なるカテゴリを複数付けると、どのカテゴリを開いても同じ記事が並ぶ
- 1記事1カテゴリにすると、一覧が機能する・同じページが増えない・付けるとき迷わない
- カテゴリの軸は道具やジャンルではなく「読む人が何をしたくて来るか」
- 手順はバックアップ → メニュー確認 → 表で振り分け → 付け替え → ページ確認 → 空カテゴリ削除
- 古いカテゴリは付け替えが全部終わるまで消さない。消すとURLは404になる
- タグは使うなら複数記事にまたがる言葉だけ。薄い一覧ページを増やさない
- AIにはタイトル一覧の振り分け下書きだけ。「カテゴリを新しく作らないで」を必ず入れる
- アクセスへの効果はまだ分からない。分かっているのは、迷わなくなったことだけ
カテゴリ整理は、目に見える成果がすぐに出る作業ではありません。それでも、「このブログは何の記事があるのか」を自分で説明できるようになったのは、書き続けるうえで大きい変化でした。結果が出たら、この記事に追記します。

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