AIで議事録を作る方法【プロンプト例と社内ルールの注意点】

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AIで議事録を作る方法
プロンプト例と注意点

📅 2026年8月更新
⏱ 読了約10分
🔖 議事録 / AI / 時短 / 会社員
👨‍👧‍👦
アイタロウ(3児のパパサラリーマン)
会議後の議事録に毎回30分かかっていた会社員。AIに任せる形に変えてから、そこが大きく減りました。

会議が終わったあとの議事録づくり、面倒ですよね。「あの発言なんだったっけ」とメモを見返しながら清書する時間が、じわじわ帰宅を遅らせていました。

いまは会議中に取った箇条書きメモを貼り付けるだけで、整った議事録ができるようになりました。この記事では手順とプロンプトをそのまま公開します。

⚠️ 先に読んでください:会社のルールの確認が最優先です

会議の内容には社外秘の情報や個人情報が含まれます。それを外部のAIサービスに送ることは、多くの会社で規定があります(禁止されている場合もあります)。便利さより先に、必ず社内ルールを確認してください。 この記事の後半で、確認すべき点と安全な使い方を具体的に書きます。

まず社内ルールを確認する

手順の前に、ここを飛ばさないでください。会社によっては、これだけで「使えない」という結論になります。

✅ 確認すべき4点
  • 生成AIの業務利用が認められているか——全面禁止、許可制、指定サービスのみ可、など会社によって違います
  • 使ってよいサービスが指定されていないか——法人契約のものだけ可、というケースが増えています
  • 入力してよい情報の範囲——顧客名・金額・人事情報などが個別に禁止されていることがあります
  • 誰に聞けばいいか——情報システム部門か、直属の上長が窓口になることが多いです

分からないまま使うのが一番まずいです。「便利そうなので使っていいですか」と一度聞いておくほうが、あとで問題になるより圧倒的にラクです。

議事録作成の3ステップ

1
会議中:箇条書きでメモを取る
全部書こうとしないでください。キーワード・決定事項・宿題の3つだけを箇条書きで。スマホのメモアプリで十分です。
2
会議後:メモを渡して形式を指定する
会議の基本情報とメモを渡し、「どんな形式で出してほしいか」を明示します。ここを指定しないと、毎回違う形の議事録が出てきます。
3
事実確認をして共有する
ここが一番大事な工程です。 AIは、メモにない内容を「それらしく」補完することがあります。決定していないことが決定事項として書かれていないか、必ず目視で確認してください。

会議中のメモの取り方

AIに渡す前提だと、メモの取り方が変わります。きれいに書く必要がなくなるかわりに、拾うべき情報がはっきりします。

拾うもの 書き方の例
決まったこと 「→SNS広告の方向で進める」
誰が何をするか 「佐藤:プラン3案/来週水まで」
数字 「売上 目標比-15%」「予算200万」
次回の予定 「次回 水15:00」

逆に、雑談や、結論に至らなかった議論の経過は書かなくて構いません。議事録に必要なのは「何が決まって、誰が何をするか」だからです。

そのまま使えるプロンプト

📋 議事録作成のプロンプト

以下の会議メモを議事録にまとめてください。

【会議情報】
日時:◯月◯日 14:00〜15:00
参加者:(役職と名前 ※必要に応じて伏せる)
議題:(議題)

【メモ】
(箇条書きのメモを貼り付け)

【出力形式】
①日時・参加者 ②議題 ③決定事項
④アクションアイテム(担当者・期限を明記)⑤次回日程

【重要な指示】
・メモに書かれていないことは補わないでください
・推測が必要な箇所は「※要確認」と明記してください
・決定していない事項を決定事項に含めないでください

KEY POINT
「書かれていないことは補わない」の一文が必須です
これを入れないと、AIは議事録の体裁を整えるためにもっともらしい内容を足してしまいます。議事録は社内で共有され、後から「言った/言わない」の根拠にもなる文書です。創作されると実害が出ます。 この一文と「※要確認」の指示は、毎回必ず入れてください。

実際の出力例

上のプロンプトに、次のようなメモを渡した場合の例です。

【メモの例】

・先月の売上が目標比-15%
・部長:SNS広告の強化を提案
・予算が課題、200万の枠で何ができるか検討
・→来週までに広告プランを3案作成(担当:佐藤さん)
・次回MTG:来週水曜15時

【出力された議事録の例】

■ 議事録
日時:◯月◯日(木)14:00〜15:00
参加者:部長、佐藤、記録者

■ 議題
売上目標未達を受けた販売施策の見直し

■ 決定事項
・前月売上が目標比 -15% であることを確認
・SNS広告の強化を検討する方向で進める

■ アクションアイテム
・佐藤:予算200万円以内で広告プランを3案作成
 【期限:来週水曜まで】

■ 次回
来週水曜 15:00〜
※開催場所はメモに記載なし(要確認)

最後の「※開催場所はメモに記載なし(要確認)」に注目してください。これが「補わない」指示の効果です。分からないことを分からないまま返してくれるので、確認漏れが減ります。

機密情報を守る4つの工夫

社内ルールで許可されている場合でも、渡す情報は少ないほうが安全です。

✅ 私が実際にやっていること
  • 固有名詞を記号に置き換える——「A社」「B部長」で渡し、出力後に自分で戻します
  • 金額はぼかす——「200万」を「予算X」にして、あとから入れ直します
  • 個人情報は渡さない——人事評価・健康情報・連絡先などは論外です
  • 会議の目的だけ伝える——背景事情まで説明する必要はありません

手間に見えますが、置き換えは検索と置換で数十秒です。この一手間で、万一のときのリスクがかなり変わります。

送る前の最終確認

できあがった議事録を共有する前に、この3つだけは目で見てください。

確認 なぜ
決定していないことが決定事項に入っていないか いちばん実害が出る箇所
担当者と期限が実際の発言どおりか 人に仕事が割り振られる部分だから
数字が合っているか AIは数字を取り違えることがある

この3点だけなら1〜2分で終わります。「読み返さずに送る」だけはやめてください。

やってはいけないこと

  • 社内ルールを確認せずに使う——一番のリスクです
  • 会議の録音データをそのまま外部サービスに上げる——参加者の同意も必要になります
  • 出力をそのまま共有する——事実確認は人間の仕事です
  • 顧客名・個人情報をそのまま入力する——置き換えてから渡してください
  • 「AIが作った」ことを隠す——聞かれたら正直に答えられる使い方をしてください

よくある質問

Q. 録音から文字起こしして渡すのはどうですか?

精度は上がりますが、録音自体に参加者の同意が必要ですし、文字起こしデータには会議のすべてが含まれます。機密の観点ではハードルが上がります。まずは自分で取った箇条書きメモから始めるのが安全です。

Q. どのAIを使えばいいですか?

会社が指定していればそれに従ってください。指定がなく、個人の判断で使う場合も、入力内容が学習に使われるかどうかを各サービスの設定で確認しておくと安心です。

Q. どのくらい時間が減りますか?

私の場合、清書にかけていた時間が大きく減りました。ただし確認の時間は減りません。「作る時間が減って、確かめる時間は残る」と考えてください。

Q. 議事録以外にも使えますか?

メールの下書きや資料の構成づくりにも同じ考え方が使えます。Claude Codeで何ができる?非エンジニアの使い道12選にまとめました。

まとめ

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ICレコーダー(Sony/Olympus)(楽天・Amazon)

AIに読み込ませる音声データの品質が高ければ、議事録の精度も上がります。会議録音のベースとして一台持っておくと便利です。

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📝 この記事のまとめ
  • まず社内ルールの確認。生成AIの業務利用は会社によって扱いが違う
  • 会議中のメモは決定事項・担当と期限・数字・次回の4つだけ拾う
  • プロンプトに「書かれていないことは補わない」「推測は※要確認と書く」を必ず入れる
  • 固有名詞と金額は記号に置き換えてから渡す
  • 共有前に決定事項・担当と期限・数字の3点だけは目で確認する
  • 作る時間は減るが、確かめる時間は残る

議事録は「あとで根拠になる文書」です。速く作ることより、間違ったことが書かれていないことのほうが大事です。そこだけ押さえれば、AIはかなり頼りになります。

AIへの頼み方のコツ全般はプロンプトとは?AIへの頼み方のコツ7つに、AIが苦手なことはClaude Codeの失敗例5つにまとめています。

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