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副業は健康が資本
睡眠を削らずに続けるためのルール
副業を始めた頃、私は「寝る時間を削れば、作業時間は作れる」と思っていました。
実際、最初のうちはそれで回ります。夜中まで記事を書いて、翌朝いつも通り出社する。ただ、それが何日か続くと、日中の集中力が落ち、子供にきつい言い方をしてしまい、肝心の記事も進まなくなりました。
この記事は、その反省から作った「睡眠を削らずに副業を続けるための、我が家のルール」です。医学的な話はしません。私は医療の専門家ではないので、あくまで一人の会社員が自分の生活に当てはめている運用ルールとして読んでください。
収益は0円のままですが、体調を崩して全部止まる、という事態は避けられています。
なぜ「睡眠は削らない」を最初に決めたか
理由は単純で、副業で崩れると、本業と家庭まで一緒に崩れるからです。
本業には、私の代わりがいます。でも家では、朝の支度も、寝かしつけも、私と妻の2人しかいません。私が寝不足でイライラすると、そのしわ寄せは家族に行きます。
副業は、本業と家庭の「余白」でやるものだと考えています。その余白を作るために本体を削ったら、順番が逆です。だから、時間の使い方を考える前に、「寝る時間には手をつけない」と先に決めました。
副業と本業、家庭の優先順位をどう決めているかは、副業と本業の優先順位【会社員が先に決めておく4つのルール】にも書いています。
ルール①:寝る時刻を先に決める
一番大事なルールです。「何時まで作業するか」ではなく「何時に寝るか」を決めます。
作業の終わり時刻を決めると、「あと少しだけ」が積み重なって、結局遅くなります。寝る時刻を固定しておけば、作業はその手前で強制的に終わります。
我が家では、子供を寝かしつけたあと、家事を終えて、自分も同じくらいの時刻には布団に入ると決めています。書き切れなかった記事は、翌朝に回します。「途中でも寝る」が原則です。
最初は「区切りのいいところまで」と粘っていましたが、区切りのいいところは永遠に来ません。途中で切っても、翌朝に見ると意外と続きが書けます。
ルール②:作業は夜ではなく朝に寄せる
寝る時刻を固定すると、夜の作業時間はほとんどなくなります。その分を、朝に移しました。
私の実感として、夜の「あと1時間」と朝の1時間は、同じ1時間でも質が違います。夜は疲れているので、書いた文章を翌朝読むと直したくなる箇所が多い。朝は頭が空いていて、短い時間でも進みます。
ただし、朝に寄せるために早起きして、睡眠時間を削ったら意味がありません。 早く起きるなら、その分早く寝る。ここはセットです。
朝のルーティンをどう組んだかは朝活が続かない人へ【AIで朝のルーティンを設計した話】に、1日の中で副業時間がどこに入っているかは3児のパパ会社員の1日に書いています。
ルール③:「なんとなくだるい日」は撤退する
「ちょっとだるいけど、やれないことはない」という日があります。以前はこういう日に無理をして、翌日以降にツケが回っていました。
いまは、だるいと感じた時点で、その日の副業はやめます。 お風呂に入って、早めに寝る。それだけです。
「今日はやらない」と決めるのは、サボりではなく、翌日以降の作業を守るための判断だと考えるようにしています。1日休んで、翌日に普通に戻れるなら、それが一番効率がいいはずです。
もちろん、だるさが続くなら副業の話ではなく、体の話です。そのときは無理に副業と結びつけず、休むか、必要なら受診します。ここは副業のルールの外側です。
📚 睡眠の質を科学的に改善するなら
スタンフォード式 最高の睡眠(西野精治著)
「睡眠は時間より最初の90分の質」という考え方を学んだ本。寝る時間を増やせない人こそ、質の改善から始められます。
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ルール④:週に1日は副業を考えない
我が家では、週に1日は「副業のことを考えない日」を作っています。作業をしないだけでなく、ネタを考えるのも、アクセスを見るのもやめる日です。
始めた頃は毎日少しずつやるほうが続くと思っていました。でも、休みなく続けると、頭のどこかで常に副業が回っていて、家族と過ごしていても気が散ります。
1日完全に離れると、翌日に「そういえばあの話、記事にできそう」と自然に思いつくことがあります。休む日は、仕込みの日でもあるというのが、いまの捉え方です。
ルール⑤:「やらないことリスト」を持つ
時間が限られていると、「やること」を増やすより「やらないこと」を決めるほうが効きます。私の「やらないことリスト」は、こんな内容です。
- 寝る前のアクセス解析チェック——数字を見ても、寝る前にできることはない
- SNSの巡回——「情報収集」の名目で時間だけ溶ける
- デザインの細かい調整——疲れているときほど手を出したくなるが、読者にはほぼ影響がない
- 寝る時刻を過ぎてからの「あと少し」——ルール①と同じ。例外を作らない
疲れているときは、判断力も落ちています。その状態で「これはやるべきか」を考えるのは無理なので、あらかじめ決めておいたリストに従うだけにしています。
限られた時間で何を残し、何を捨てたかは、副業の時間がない人へ【3児の父が試して残った5つと、捨てた3つ】で詳しく書きました。
体調の記録はつける。ただし判断はAIに任せない
私は、朝起きた時刻と「今日の調子」を、メモアプリに一言だけ残しています。「だるい」「普通」「いい」の3段階くらいの、ごく簡単なものです。
月に1回、この記録を「副業を多めにやった週」と並べて、AIに整理してもらうことがあります。
・副業を多くした週と、調子の変化に関係がありそうか、事実の並びだけ整理してください
・健康上の助言や原因の推測はしないでください
・分からないことは「判断できない」と書いてください
(自分で打ち直したメモ)
大事なのは、「助言はしないで」と指定することです。何も言わないと、AIは睡眠や健康について一般論を並べてきます。私が欲しいのは「並べて見せてもらう」ことだけで、体の判断を任せたいわけではありません。
渡さない情報
- 病名・服薬・受診歴——体の詳しい情報は渡さない。必要なら医師に
- 家族の体調——「子供の看病」以上の詳細は書かない
- 会社名・勤務時間の詳細——「本業が忙しい週」で足りる
そして、「今日はやるか、休むか」を決めるのは自分です。 AIは過去の並びを見せてくれるだけで、今日の私の体のことは知りません。体に関わることをAIに判断させない。これは、この記事で一番譲れないところです。
よくある質問
Q. 寝る時間を削らないと、副業の時間がまったく取れません
私もそうでした。結局、「毎日やる」をやめて、「やれる日にやる」に変えました。週に数回、朝の短い時間だけでも、止まらなければ続きます。
Q. 朝型に切り替えるコツはありますか?
起きる時刻より、寝る時刻を先に動かすことでした。起きる時刻だけ早めると、睡眠が削れて数日で崩れます。
Q. 週1日休むと、感覚が鈍りませんか?
私の場合は逆で、離れた翌日のほうが書きたいことが浮かびます。感覚より、疲れを持ち越さないことのほうを優先しています。
Q. 体調の記録は毎日続きますか?
一言だけなら続いています。細かく書こうとすると続かないので、3段階に決めました。抜けた日があっても気にしません。
Q. 体調が悪い日が続くときはどうしていますか?
副業のルールの話ではなくなるので、副業は止めて休みます。長引くなら受診します。AIに相談する話ではないと思っています。
- 副業で崩れると本業と家庭も一緒に崩れる。だから睡眠には手をつけない
- ①作業の終わりでなく寝る時刻を決める。途中でも寝る
- ②作業は朝に寄せる。早起きするなら早く寝る(セット)
- ③「なんとなくだるい日」はその日の副業をやめる
- ④週に1日は副業を考えない日を作る
- ⑤疲れた頭で判断しないよう「やらないことリスト」に従う
- 体調の記録はつけるが、助言はさせない・判断は自分。病名や家族の体調は渡さない
「健康に気をつけて副業しよう」は、きれいごとに聞こえるかもしれません。でも、寝不足で家庭がガタついた身としては、これが一番先に決めておくべきルールでした。収益はまだ0円ですが、体は崩していません。今夜は、早く寝ましょう。


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