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ブログのリンク切れをAIでチェックする
非エンジニアの手順
記事が増えてくると、リンク切れが静かに発生します。記事を消したり、URLを変えたり、リンク先の外部サイトが閉鎖したり——書いたときは正常でも、ある日404になっています。
私はこれを、記事の整理をしているときに実感しました。記事を非公開にした瞬間、そこへ張っていたリンクが全部切れかけるのです。手作業で80本を確認するのは現実的でないので、チェックを仕組みにしました。
リンク切れが放置される理由
単純で、自分では気づけないからです。
自分のブログを毎日隅々までクリックする人はいません。読者がリンクを踏んで404に出会っても、わざわざ教えてはくれません。黙って閉じるだけです。つまり、意識して確認しない限り、永遠に見つかりません。
何がまずいのか
- 読者の信頼が静かに削れる——クリックしてページがない体験は、「このブログ、手入れされていないな」という印象に直結します
- 読者の回遊が止まる——せっかく次の記事へ進もうとした人が、そこで帰ります
- 検索エンジンからの見え方——切れたリンクだらけのサイトは、管理されていないサイトに見えます
私自身、他の人のブログでリンク切れに当たると「古い情報かも」と感じて閉じます。自分のブログが同じことをしていたと気づいたときは、正直ぞっとしました。
まず一番かんたんな方法から
いきなり仕組みを作らなくても、できることがあります。
- Search Consoleの「ページ」レポートを見る——404になっているページが載ります(無料・設定済みなら今すぐ見られます)
- リンク切れチェックの無料サービスを使う——URLを入れるだけのものがあります
- 記事を消す・非公開にするときに、その記事へのリンクを検索する——後述しますが、これが一番効きます
記事数が少ないうちは、これで十分です。仕組み化が要るのは、記事が数十本を超えてからだと思います。
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Claude Codeで仕組みにする
私はClaude Codeに、日本語でこう頼みました。
・読み取りだけにして、記事の書き換えは一切しないでください
・外部サイトへの確認は間隔を空けて行ってください
・結果は一覧で見たいです
プログラミングの知識はなくても、やりたいことを日本語で説明すれば作ってもらえます。 分からないエラーが出たら、そのまま貼り付けて「これはどういう意味ですか」と聞けば進みます。
1つ目の指定は必ず入れてください。「見つけて直す」まで自動化すると、間違った書き換えに気づけません。 見つけるのは仕組み、直すのは自分——この分担にしています。
外部サイトへの「作法」
ここは大事な点です。リンクの確認は、相手のサイトにアクセスする行為です。
- 確認の間隔を空ける(連続アクセスは相手の負担になります)
- 同じサイトに何度も確認をかけない
- 実行は月1回程度で十分です。毎日回す必要はありません
「速くチェックしたい」と思っても、ここは譲らないでください。自分のブログの保守のために、他人のサーバーに迷惑をかけては本末転倒です。
見つけたあとの直し方
切れたリンクは、種類ごとに対応が違います。
| 切れ方 | 対応 |
|---|---|
| 自分の記事を消した・非公開にした | リンクを外すか、近い内容の別記事に張り替える |
| 自分でURLを書き間違えた | 正しいURLに直す(手打ちせず、公開中のページからコピーする) |
| 外部サイトが閉鎖した | リンクを外す。代わりの公式情報があれば張り替える |
| 外部サイトのURLが変わった | 新URLを確認して張り替える |
2行目は自戒を込めて書いています。私のリンク切れの一定数は、URLをうろ覚えで手打ちしたことが原因でした。リンクは必ず、実際に開いたページのアドレス欄からコピーする——これだけで自滅型のリンク切れはなくなります。
そもそも切らさない工夫
チェックは対症療法です。原因側でも手を打ちました。
- 記事を消す・非公開にする前に、その記事へリンクしている記事を検索する——これが一番効きます。切れてから探すより、切る前に確認するほうが確実です
- 内部リンクはURLを手打ちしない
- 外部リンクは公式サイトに張る——まとめ記事や個人ページより、公式のほうが消えにくいです
実際、私は記事の整理で何本も非公開にしましたが、先に「その記事へのリンクが何本あるか」を確認してから実行するようにしたので、リンク切れは出ませんでした。順番の問題です。
安全のための注意
- WordPressのパスワードをAIとの会話に貼らない
- 仕組みに接続情報が必要な場合も、会話の本文に書かず、別の安全な置き場所に入れる方法を教えてもらってください
- 「読み取りだけ」から始める。記事を書き換える仕組みは、慣れるまで作らない
- 実行の前にバックアップがあることを確認する
バックアップの取り方と復元の確認はWordPressのバックアップ設定にまとめています。
よくある質問
Q. プラグインではだめですか?
リンクチェック系のプラグインもあります。ただ、常時動くタイプはサーバーに負荷をかけることがあるので、私は「月1回だけ外から確認する」形にしました。プラグインを選ぶ場合も、常駐型かどうかは確認したほうがいいです。
Q. どれくらいの頻度でチェックすべきですか?
月1回で十分だと思います。それより「記事を消すとき・URLを変えるときに、その場で確認する」習慣のほうが効きます。
Q. 外部リンクの切れは、どこまで責任を持つべきですか?
相手の閉鎖は防げないので、見つけたら直すで十分だと考えています。予防としては、公式サイトへ張るのが一番です。
Q. 非エンジニアでも本当に作れますか?
作れました。ただし「読み取りだけ」「間隔を空ける」の2つを最初に指定するのは忘れないでください。仕組みの中身が分からなくても、この2つの縛りがあれば大きな事故にはなりません。ほかの使い道はClaude Codeで何ができる?非エンジニアの使い道12選にまとめています。
- リンク切れは自分では気づけない。読者は黙って閉じるだけ
- まずはSearch Consoleと無料チェッカーから。仕組み化は数十本を超えてから
- 仕組みを頼むときは「読み取りだけ・書き換えはしない」を必ず指定する
- 外部サイトへの確認は間隔を空ける。頻度は月1回で十分
- 見つけたら:近い記事へ張り替え/公式へ張り替え/外すを切れ方で使い分け
- 自滅型の原因はURLの手打ち。必ず実ページからコピーする
- 一番効くのは「記事を消す前に、そこへのリンクを検索する」習慣
- パスワードを会話に貼らない。バックアップを確認してから実行する
ブログの保守は、書くことに比べて地味で、後回しになりがちです。ただ「手入れされているかどうか」は、読者に一番静かに伝わる部分だと思います。月1回の仕組みで足りるので、早めに作っておくのがおすすめです。


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